第24話
なんで組織に連れて行くんですか?と、
そう思いますよね?俺も思います。
何も知らないとのたま……仰るこのモブをおど……説得してね?
上司のお方に詳しく事柄をお尋ねしたい。
といった連絡を飛ばさせて訊いた情報によるとですね。
どうやらそのアジト?に俺を性転換させた張本人と機械があるらしく、
定期的にメンテナンスもとい、
調整?しなきゃいけないとの事。
勝手にやらかされてこの仕打ち。う〜ん、この。
てか調整ってなんやねん。
あれか?漫画よろしく培養液の中に全裸で浮かんでたりするアレですか?
因みにソレしなきゃもう一回死ぬってよ。
ハハッ、ワロス。
てかやっぱり俺死んでたんかい。
そんでトドメにお詫びの提案をご用意してお待ちしてますと言われ、
行かないと怖いの感情8割
詫びの提案に顔面グーパンを提示しようの感情2割
で行くことにした。
にしてもまさかターゲットが女の子になった事をあまり気にしてないとは思わなかっただろうな。
ぶっちゃけ俺ってそんな物事をズルズル引きずれる人でも無いから…
俺の中では性転換って薄れた問題だったんだよ。
それにさっきも言ったけどまだ明確な害を被ってないしな。
因みに目下の課題としては金銭問題が結構大きかったな。
銀行とかは“多分”引き出せないだろうし、
俺宅に置いてある金庫に貯金した方を使ってたんだよね。
言うなら銀行の方が普通に老後に備えてた金で、
金庫は実家でいう豚さん貯金箱みたいな感じだった訳よ。
もしも銀行の貯金の方が止むに止まれぬ事情があって使えなくなったり、
又は無くなったりしたら金庫の方を頼りにする予定だったから金庫にも結構貯めてたんだけど…
うん!まあ買い物とかしてたら当たり前だけど徐々に減ってくよね!
そういう訳で金銭問題の方に重点を置いてたから性転換なんて二の次なんよ。
いや職を得るには男手の方が良いこともあるけどね?
あー……その闇の組織さん責任持って養ってくんないかなぁ…仕事にトラウマあんだよこっちは…
「着きましたよ」
そうして考え事で時間を潰していると模部さんに声をかけられる。
どうやら闇の組織のアジトに着いたらしい。
さてさて…どんなトコなんだぁ?
と車の窓の先の景色へ視線を向ける。
……駐車場っすね…
…?ああ、そうか。
確かに車に乗ったままアジト前に行く訳無いよな。
そりゃそうだ。ただちょっと思ってた光景と違ったな。
もっとこう…地面がパッカーン!で地下へ続く坂道とか、人が降りる階段とか…
トンネルの横に謎の通路がバァァン‼︎って出てきて通ったら地下に謎の建築物がドカーーン!と建ってたり…もういいや。
「それじゃ、出てきて下さいお嬢様?」
ボーっとして車から降りない所がもどかしく感じたのかエスコートのつもりか、
俺の座る横のドアを開き、手を差し出してくる模部さん。
いや乙女じゃねえよ。
だが無視して模部さんを辱めるのはほんの欠片心が痛む。
なんか変にノリがのってしまったのだろう。ここは合わせるとするか。
「ええ、ちゃんとエスコートして下さるかしら?」
とお嬢様っぽい喋り方をして出来るだけ柔らかく微笑みを向けると、なぜか顔を背けられてしまう。
あと小さく独り言が聞こえてくる。
「……ジャージじゃなかったら危なかった…」
どういう意味だおいコラ。
キツいって遠回しに言いたいのかオイ。
二度と やらないと 深く 誓った
ケツイ
見てくれてありがとうございます!
今回の話ちょくちょく改稿するかもしれません、というかそれで少し内容が追加されるかもです。
修正入れたら後書きに書くので分かると思います。では。
2021/03/20修正済み
解りにくいかもしれませんが主人公は身内に貯金(銀行)を任せっきりでした。
描写もうちょっと解りやすくしときます。
コイツ…警戒心が本当に無ぇ……欠如してやがる…!
ていうか私今まで引き出しの事引き落としって言ってました。その勘違いはヤバい(自覚)




