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 自分で外と言ったのに、倉庫の中なわけですが遅い時間に外で何かをしても結局見えないのでは意味がないわけで、逆に倉庫の中はしっかりと明かりもあるので安心なわけですが、とりあえずこの間の撫子の試験?の時、動かしながらめくれ上がった部分がほとんどそのままになっていたのでそこの土を動かして小さな山を地面の砂で作ります。

 次に必要なものは質量のあるものなのですが、それはこの部屋に沢山あって、どれを選んでもよさそうな感じはあるのですが、言葉として意味も近いモノと思われたのはそこにあった武器だったのでその武器を重たいのですが持って、一応の準備が終わります。


「えーっと、クレーターの説明をしたいと思うんですけど、クレーターが出来るときに必要なものがありまして」

「そうなの?」

「ええ。それが隕石なんですけど隕石って言われても分からないんですよね?」

「そうね?」


 という感じだったので、実際は違うと言いながら山を作った残りで泥団子ならぬ土団子を作ります。


「えーっとですね、この世界ではどういう感じなのかがまだあまり良く分からないので絶対に正しいというつもりはないのですが、隕石って言うのは分かりやすく言うと宇宙に落ちている石です」

「宇宙に落ちている、石?」

「えーっと、宇宙は?わかります?」


 確認してみますが、レベッカさんは首を横に振るだけ。


「この星がありますよね?」

「うん」

「他にも宇宙には星があるんですよ」

「星?」

「そう、星です」


 地球時代の話をしたところでどこまで通じるか分からないのですが、説明をしない事には話が始まらないという状態なので、とりあえずの入りは宇宙から。


「多分ですが、夜に空を見上げると星や月みたいなものは見えているので、少なくともこの宇宙にこの星が一つだけという事はないと思うんですけど、星についての学問とかってあったりします?」

「大昔にならあったのかもしれないけど、私達は今を生きるのに精いっぱいだから、そこまで確立された学問というのはあまり聞かないわね」

「ですか」


 だったら逆に説明をあまりしても意味はなさそうなので、天文学の話は多分横に置いていいハズ。


「でしたら、現象だけを説明しますね」

「うん」


 横にさっきの武器は置いてある状態なのですが、この石でやればわかるような気もしたので、一度武器を戻して先ほど作った土団子を右手に持ちます。


「さっきから多分とか大体とかそんな言葉ばかりになっていてすみませんが、この山のある場所は今自分達が行っている遺跡だと思ってください」

「うん」

「で、ここに隕石である宇宙からの飛来物が地面に落ちます」

「うん」

「そうすると、こんな感じに……めり込みます」

「うん」


 と、ここまで説明をしてみてめり込んじゃったらダメだし、その隕石が消滅するほどの力だったという事を伝えないといけないのですが、その辺りの説明もちょっと難しい事に今更気がつきます。


「えーっと、この隕石自分がやったので威力も力もよわよわですが、通常はもっとすごく強い勢いになるわけです」

「うん、うん。で、このへこんだ感じがクレータ?」

「ですね。後は威力が強くなればなる程、当たった時に当たった物質自体が消えてしまうので、凹ませた石があの辺りには無いって感じですが、何となく分かって貰えました?」

「うんうん。森の中に不自然にあった遺跡だから良く分かっていなかったんだけど、でも他の遺跡も同じようにこんな感じになっていたんだけど?隕石って狙える攻撃なの?」

「いえいえ、自然物ですからここに落としたなーって落とせるようなものじゃ……ないと思うんですけど……」


 自分で自分の言葉に驚くばかりですが、一応こっちの世界には魔力もあって、地力が凄くあるコレだけの力強さを持っている人達が普通に暮らしている状態。自分の常識に無い事があってもそれは不思議ではない事に今更気がつきます。


「もしかすると、過去の時代の人類が何かの脅威にさらされて、その結果攻撃を受けたっていう可能性は否定できませんが、狙う……必要がある程……だった?」


 レベッカさんの言葉に驚いたのは自分で、狙われた攻撃だとすれば色々と辻褄が合うような気もしてくるわけですが、狙われた遺跡の地下にロボットがあったという状況は明らかに出来すぎている事に驚くばかり。


「クレータ?についてはなんとなく分かったかな?でソレがロボットにどうやってつながって来るの?」

「えーっと、もしかしたらロボットを消滅させる為に、隕石を落として攻撃をした可能性が」


 言葉にしてみると荒唐無稽ながらもあり得ない話ではない気がしてくるわけですが、とぼけたふりをしている可能性は否定できないモノのレベッカさんはクレーターも隕石も、そしてロボットも知らないわけで。


「分かっていなかったけど、ロボットってかなり危ないモノ?」


 ハイと即答しそうになったのですが、それだけは絶対に違って。


「いえ、危ないモノではありますが、モノはモノなので使う人に寄るってところですね」

「あー、武器とかと一緒ね?」

「ですね」


 美味しい料理を作るための包丁もそんな事を言ってしまえば危ないモノになってしまうわけで。

 あくまで危ないのは人であって、モノではない。

 とりあえず、クレーターの説明は出来た気がするのですが、どうやら今の雑な説明だけでもなんとなくレベッカさんも察してくれたみたいで。


「広めない方がいい話だという事は分かったから、これまで通りに内緒で。で、報告は出来るだけ正確に今後もお願いね?」

「今後もそのロボットについて調べたいんですけど、今日ぐらいには遅くなってもいいですか?」

「まあ、あまり遅すぎたら怒るからってところかな?」

「分かりました」


 とりあえず今後もロボットの観察は出来る感じに話は決まります。





あけましておめでとうございます

今年は、ロボットが動く……乗る……もっとその先まで出来るだけ頑張って勧めていく予定です。


遅々としか進みませんが、どうぞよろしくお願いします

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