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 赤いボタンという新しい発見はあったのですがあれ以上の成果は無く、というよりも時間が余り遅くなると心配させてしまうというのもあってあの後はすぐに入り口に戻り、レベッカさん達村の人達が心配するという風に考えていたのですが、どうやらここまで連れて来てくれているアウェクル達も心配をしていたみたいで、一つ目の武器を持って外に出て来た時点で目を少しだけ潤ませながらアウェクルに体当たりの様なお腹すりすりをされることに。


 その後に問題はなく、武器二つと盾を一つ遺跡から持ち出し、アウェクルに乗せて後は扉を閉じて帰るだけ。

 まあ、その扉自体を開くのも閉めるのも撫子にお願いをする形なのですが、武器や防具を持ち出すのにかなり肩で息をするぐらい力を使ったのもあって、来たときの様に少しだけやりたいという事もなく、撫子にお願いをすると首を縦に軽く振って、ぐいっと力を入れると扉が奇麗に閉まっていきます。


「一応、頑張っているんだけどね?」


 そんなことを撫子に伝えるように言ってみますが、舌をチロチロとして「あっそ?」という様な期待をされているとは思えない感じの反応をされるだけ。


 ただ、思っていた以上に撫子も疲れていたのか、帰りのアウェクルに乗っている時は頭の上でとぐろを巻いて起きている感じはあまりなく、少し寝て休憩をしていたみたいでわざわざ起こして何かしないといけない話は無いので、そのままゆっくりと寝かせてあげたのですが村に帰るといつもの三人がお出迎えしてくれるわけで。


「遅い!」

「はい」

「ハイじゃない!」

「すいません」

「……よろしい」


 スパルタ教師にしごかれているかのようなやり取りにも思える感じですが、心配してくれている上での言葉だというのは分かるので、コレ以上言える事はなく。


「ちゃんと持ってこられたのね?」

「ええ。撫子が一人で凄く頑張ってくれました」

「ちゃんとおっさんも頑張らないとな?」

「ですね」


 持って来たものを片付けて、アウェクル達にもお礼を言って今日のお仕事は終わりになるわけですが、いつも通りに仕事が終わったらお湯を貰って、体を奇麗にして、その流れで撫子も奇麗にしてあげると喜んでくれて、そのまま目を細めて撫子は再び眠るみたいなので、いつもの食事をする場所へ行くと、レベッカさんしかいない状態。


「お夕飯ついでに、色々とどうだったか聞きたいんだけどー?」

「あ、はい」


 考えてみるとあのカップルさんにも話はしていないみたいで、何となくヒックスさんとウェージさんは知っている風ではあったのですが、それでもあまり大っぴらに話をしている感じは無いので、あの遺跡に関しては本当にレベッカさんが一人で管理というかこっそりと色々とやっているように思えます。


「この間と同じ場所からとってきたんだよね?」

「ええ。武器が二つに盾が一つですね」

「で、今回も遅かったのはまた何かあったの?」


 前回ロボットがあったと伝え、その後に案内をするも連れて行くことが出来なかったのもあって、なんとなくその辺りはレベッカさんも察している部分がある事は分かっているのですが、どうしたものか少し悩んでいると仕方ないという顔をしたレベッカさんが口を開きます。


「別に無理に喋って欲しい訳じゃないのよ?」

「あー、いえ、この間連れていけなかったロボットを確認しに行って、その流れで撫子がボタンを見つけたりしたんですけど、結局まだレベッカさんを連れて行くことが出来ていないので何処まで話したりしたらいいのか分からなくて」


 そのままの話をレベッカさんにしたわけですが、小さく何度か頷いた後に自分としては予想外の言葉が返ってきます。


「この間は何も言わなかったけれど、その『ロボット』っていったい何?」

「え?」

「ちらっと聞こえた『クレータ』って言うのも良く分からなかったよの?」


 まさかそこからの説明が必要だとは思わなかったのですが、考えてみるとこっちは自分としては異世界で、言葉も普通に初めから通じていたので言葉の意味が分からないと言われるようなことがあるとは想像もしていなかったわけで。


「えーっと、クレーターって言うのはどうやって説明をしたら分かりやすいんでしょうね?」

「ソレが分からないから、聞いているのよ?」

「ですよね?えーっと、えーっと……ちょっと待ってください」


 頭の中で色々といい方法が無いか考えてみるのですが、何かわかりやすいクレーターを教える方法を少し考えてみると一番簡単な方法は外で砂遊びをするのが良さそうな気がして。


「隕石って分かります?」

「隕石?」

「まずはそこからですか」


 隕石も分からないとなると、説明が正直言うと難しくなるのですが、こればかりは話さないといけないような気がするので、少し悩みつつ確認をしてみます。


「あの、外でちょっと砂を使って分かりやすい事をしようと思うんですけど、場合によってはそれを周りの人に見られるとあまり良くないとかあります?」

「まあ、私個人でやっている事だからあまり咎められるような事はないと思うけど、(おおや)けにすることでもないって感じ?」

「分かりました。じゃあ、倉庫の所でちょっとやって見せますよ」

「やって見せる?」

「ええ。クレーターってこういうものだって事を」


 夕飯は冷めてしまいそうですが、それ以上にしっかりと話しておいた方がいい気がするので、ちょっと倉庫で説明をしてみましょうか。






もう少しキリの良い所まで書き進められるとよかったのですが、

作者の頭がパンク気味(笑)

そして最も大事な筆の進みが遅い為、微妙な所ですがコツコツと進めますのでよければお付き合いください。


どうぞよいお年をお迎えください

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