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「うんうん。コレだけの力があれば遺跡調査、一人で……いや、この子と一緒に出来そうだね?」

「ですね。少しでも稼がないといけないのに……このヘビもキノコ食べるんで」

「ヘビさん?じゃない?」

「ヘビ……さん?」

「うん。だって、ヘビさんの力がないと……開け閉めできないでしょ?」


 レベッカさんの言葉に頷くしかないのですが、やっぱりこのヘビ言葉は理解しているみたいで、しゅるしゅると素早い動きで肩まで登ると、わざわざ自分の顔の上まで首を持ち上げて、見下す様にしながら舌をチロチロ。


「まあ、頼らないといけないのはその通り……ですね」

「キノコぐらいは必要経費だと思うしかないかもねー」


 と、レベッカさんは今日の分の清算をしようといってこの場所から離れていつものギルドの方に移動したので一人ぽつんと残される形になったのですが、ヘビ……さんが慰めるように頭の上にすりすりとしてきたので、まあコレ以上どうこうできる話でもないので諦めてギルドに戻ると今日の分の清算を。


 そして少し多めの薬草のお陰でギリギリ今日の食事代まで賄う事が出来たので、部屋に戻って奇麗に体を拭いた後、ここ数日で慣れているのかヘビさんも同じように奇麗にしてからご飯を食べに行きます。

今日はレベッカさんとカップルの二人が居たので四人でご飯となったのですが、ヘビよりも弱いおっさんの話にカップル二人も笑いながら参戦。

 そして、その流れからそろそろヘビに名前を付けてあげたらいいんじゃないか?という話になったのですが、そもそもヘビに性別があるかどうかも知らないと話をすると、レベッカさんからいいことを聞く事に。


「多分、あの子頭はとてもいいみたいだから聞けば教えてくれると思うというか、反応すると思うからそれで名前を付けてあげたらいいんじゃない?」

「まあ、力も強くてここまで人に懐いているから危ないって感じもないし、そろそろいいハズよね」


 なんだかんだ、もう四日も一緒に居て、朝起きるといつも通りにお腹の上にとぐろを巻いて、それをレベッカさんが見るので寝起きにうんこまーんとか恥もなく言われているので、低学年の会話を毎朝している気がするのですが、たった数日でももう慣れている部分もあって。


「何かいい名前をあげるというよりはつけさせていただく(・・・・)感じですよね?」

「まあ、さっきの感じからいってもどっちが上か下かで言うと、おじさんの方が今の状態では確実に下だからねぇ。人間同士だったら、腕っぷし以外の知能とかそういうのも考慮すべきと言えるけどヘビさん知能も高めでしょ?」


 つい先程の重たいモノを動かす知能についても、人並みというよりはそれ以上の知識もある事が分かる動きをしていたので、かなり頭はいいハズ。

 そこまで頭がいいヘビさんに上から目線で名前を付けるという事はもう出来そうになく。


「この後少し相談しながら、考えてみます」

「うんうん。決まったら教えてね」

「わかりました」


 あとはカップルの二人やレベッカさんがヘビさんの名前の候補をあげていくのですが、どれもコレも結構格好はいいのですが、そのほとんどの名前は神話とかで聞いたことのあるような名前ばかり。


「その名前達の何かをつけたら、確実に自分が下になりそうなので却下で」

「いや、おっさんのほうが今の時点でもう下だよ?」

「しってますよ。でも、もう少し足掻きたいじゃないですか」

「……無駄な努力って言葉、知ってる?」


 という感じに辛辣な話になっていくので、どんどん自分がしょげる形になって行ったのですが、食事が終わったらそのまま解散。

 部屋に戻ると、多少の運動をしていたのかびろーんとヘビさんは伸び切った状態でベッドの上でゆっくりしています。


「ただいま。ちょっとのけるよ」


 横にヘビさんをスライドさせて、ごろんとベッドに体を落とすとお腹一杯というのもあって思わずあくびが。

 ただ、名前は付けてあげたいと思っていたのもあって、横になったまま顔を覗き込むと恥ずかしいのかぷいっと顔をそむけます。


「そろそろ名前の一つでも付けた方がいいって話になったんだけど、そもそもお前さんは雄なの?雌なの?」


 確認するように聞いてみると、少しだけこっちに顔を寄せてきます。

 そして、憐れむような目でこちらを見てきます。


「え?何でそんな目で見てくるわけ?」


 ヘビに声を掛けても勿論返事なんて無いのですが、雄か雌かなんてついているものがあるかないかとか、分かりやすい何かでもない限り分からないと思うのですが、分からないの?という目で明らかにこちらを見てきます。



「えーっと、じゃあ、雄?」


ぺチン


「雌?」


 すりすり


 という凄く単純なやり取りがあって、多分雌っぽい事が分かったのですが、雌だとわかったからと言ってすぐに言い名前が出てくるはずもなく。


「雌っぽくて、変じゃなくて、ヘビっぽくて、可愛らしい名前とかのほうがいい?」


 一応聞いてみますが、動きに変化はないので返事もないような状態。

 ヘビの名前で思いつくものなんてゲームの記憶からなので、ミドガルズオルムとかニーズヘッグとか雌っぽさはないモノばかりが浮かびます。

 ヤマタノオロチって、八つの頭だっけ?ウワバミ?とかもヘビだった気がするけど……全然違うだろうし……。


 そんな感じに色々と考えているうちに眠気もあって、そのまま意識を飛ばすことに。


 そして、次の日の朝になるといつものようにお腹の上に。

 まあ、コレがきっかけで名前が思い浮かんだのですが、それはレベッカさんにこの後話すとしましょうか。



ヘビさんの名前、全然思いつかなかったので募集でもしようかとおもったのですが……そもそも募集出来る程多分、まだ見られていませんよね。この作品(笑)


ロボットのお話なのにロボットが出ず。


もっと簡単にロボットが手に入るかと思ったのですが、ロボットがあっても動力が無く、動力なんてそんな簡単に思いつきもしない。


これは大変なものを書いている気がします(笑)

いや、毎日毎日頭をひねるのでコレはコレで楽しい……?楽しいのか?


ロボットに早くたどり着きたいですね

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