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極氷姫の猟犬  作者: 骸崎 ミウ
第5章
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モデルの仕事〜2

最近、ネタが切れてきました




「最高に気分が良いねぇ!!今日はありがとうねぇ姉さん!!」



「こっちこそありがとうね!!久しぶりに可愛子ちゃんを合法的にお触りできたからね!」



「………本来ならぶん殴るところだけど、姉さんのおかげでスク水以外着せる事できたから不問にするよ」



「あれまアリスちゃん。あのダイナマイトボディの合法ロリッ子の大泉ちゃんにスク水着せた事あったの?勇者だねぇ〜……写真ある?」



「あるけどローション塗れでトロトロ顔のR指定入るやつだよ?」



「あ〜〜………Rかぁ。じゃあ駄目か。………さて!それじゃあ撮影始めようか!ほらほら大泉ちゃん始めるよぉ!」



「……………………」




理玖に水着を着せた後、愛莉珠とアロナはやり切ったと言わんばかりの清々しい笑顔でそう言った。2人とも妙に肌がツヤツヤしていた。



一方で理玖の方は白色のハイネックタイプの水着を着せられて、その上に大きめのパーカーを羽織って頭にツバの大きい麦わら帽子を被らされており、死んだ目で諦めた表情をしていた。




「ほらほらリクちゃんや元気出してよ。今回だけだからさ?ね?」



「………………こういうのって1回引き受けたらまた次ってなるでしょ」



「バレたか………。まぁ、でも今回は仕方ないって事でさ。それに姉さんにロックオンされたのが運の尽きだよ。リクの見た目が姉さんのストライクゾーンに若干入ってるし。あ、ちなみに姉さんの好みは小悪魔系犬耳美少女」



「………………………お嬢は?」



「僕の方はリクがドストライクだよ。というか僕の家族みんなして好みが似たり寄ったりだよ。ちなみに兄様の奥さんはTSした仔兎ロリ系で父様のドストライクの母様なんてなんでその体型で僕達を産めたのかマジで謎な白猫合法ロリだし」




愛莉珠の説明を聞いて理玖はマジか……と思った。そして愛莉珠はそんなリクの思考を読み取ったのか少し笑って彼女の頭を軽く撫でた。



そんなことをしていると撮影が始まった。



…………しかし、ここで問題が発生した。リクは笑うのが得意ではないのだ。笑えるには笑えるが、非常に小さいものである。




「大泉ちゃ〜〜ん………笑ってよぉ………」



「姉さん。あれがリクの精一杯の笑顔だから。ほら口元がほんの少し上がってるよ」



「それ些細な事………。飼い主さんや、お前さんのワンコはどういった状況で笑うの?」



「ボイドの大群に突っ込んだ時とか戦闘訓練中とかかな?あと夜のイチャイチャ」



「ん〜〜、バトルジャンキーだねぇ!!でもその笑顔って狂気じみてるか他人様に見せちゃいけない顔でしょ?」



「正解。あの顔は最高だよ」




そんな会話が愛莉珠とアロナの間で交わされた。一方で理玖の方はなんとか笑みを作ろうとしていた。しかし、基本的に表情筋を動かす事をしていなかった為に意識して表情を作ろうにも出来なかった。



そしていつの間にか近寄ってきた愛莉珠に両頬を揉まれていた。




「気にすることないよリク。誰にも得意不得意はあるからさ」



「お嬢がキッチンを毎回爆発させるくらい料理苦手だとか?」



「そうそう!………なんで作り置きの味噌汁温めただけで爆発すんのかな」



「それは知らない」



「おーい、大泉ちゃんや!今から行くよー!自然体でいいからねー!」




と2人が会話しているとアロナがそう声を掛けてきた。




「自然体ですか?」



「そうそう、自然体でね。大泉ちゃん自身もなんか楽しかった事とか嬉しかった事とか思い浮かべてみてね。そうすれば笑顔とか自然とで出来やすいから」




アロナは理玖の質問に答えて、そうアドバイスをした。



理玖はアロナのアドバイスを聞いて楽しかった事や嬉しかった事を思い出してみた。するとパッと思い浮かんだのが愛莉珠にわしゃわしゃされていたり、思いっきり抱きしめられたりされている場面だったり、愛莉珠と一緒に何かしたりしていた時だった。



側から見ればそれは飼い犬を構う行為や行動だったりしていたが、理玖からすればそれが嬉しかったり楽しかったりした思い出だった。



その思い出を思い浮かべたのか理玖の顔には自然と笑みが浮かんだ。



その瞬間をカメラマンは逃さずシャッターを押してカメラに納めた。




───後日、愛莉珠と理玖の自宅に見本用のファッション誌がアロナから送られてきた。




「おー、撮れてるねぇ。ほら見てよリク、ちゃんと笑えてるよ。初めてにしてはいい感じだよ」



「…………カメラマンが良かったんじゃない?」



「それもあるけどやっぱり素材が良くなきゃいけないよ。というか一体どんな事を思い浮かべていたの?」




ファッション誌の水着特集の1ページ、白色のハイネックタイプの水着を身に纏い、その上に水色の大きめのパーカーを羽織って頭には大きな麦わら帽子を被ってそれを片手で軽く抑えている理玖が写っていた。



そしてそこには太陽の様なとまではいかないがはっきりと分かる優しそうな笑顔が浮かんでいた。




「お嬢に揉みくちゃにされたり抱きしめられたりしている時のこと思い浮かべたらそうなった」



「ほぉ〜……、それはそれは。………今もして欲しいかい?」



「………………………うん」



「正直でよろしい。それじゃあ、やってあげるよ」




顔を少し赤くして答えた理玖に愛莉珠は気を良くして笑った後、理玖を抱いてお互い満足するまで構い始めた。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 作り置きの味噌汁をタダ温め直して爆発するのは実際に起こり得る事故だぞ(゜o゜; 恐らく沈殿しきった味噌汁を混ぜずに火に掛けたな?(٥↼_↼) [一言] 一応今回は危なげなく終わったの…
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