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極氷姫の猟犬  作者: 骸崎 ミウ
第11章
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白竜の雛の短い思い出〜終

〜sideアリス〜



やりやがりましたよあの駄犬。



人が善意で抱き枕になってあげていたのに私の事を噛みついてきたのですよ!?しかも起き抜けに私の事をマカロンとかほざいてきて………もう狼ではなく駄犬でいいですわ!



駄犬の顔を引っ叩いて抜け出してから鏡を見たら私の顔にはっきりと歯型が付いていて、私は追加で駄犬の顔を引っ叩きにいきました。



…………駄犬が無駄に頑丈過ぎて私の手が痛かったです。



それから味を占めたのか私の事を犬用ジャーキーかと勘違いしているのかよく噛みついてくる様になりました。



その度に平手打ち……は手が痛くなるのでスリッパで叩いて、それでも治らないので寝室にピンク色の卵みたいな物と一緒にあった犬用の口輪を付けさせました。



ちなみにピンクの卵は狼に見つかった瞬間、没収されました。



そんなこんなである意味賑やかなな日々が続いて、私にかけられたポーションの解術の構築が始まり、実行が明日となったその日の夜。



私は病院で寝泊まりする事にしました。もちろん抱き枕()付きで。





***




夕食とお風呂を済ませて病院のベッドに入って眠りについて、ふと目が覚めてしまいました。



少し身体を起こせばすっかり夢の国に旅立っているブルドッグの着ぐるみパジャマの狼の寝顔が見えました。



それなりに整っている顔には薄らとですが隈ができていて、毛並みもはじめて出会った時よりも若干落ちています。



…………色々苦労をかけてしまいましたね。



未来の私がどんな風なのかは分かりませんが、少なくとも狼が信用できると思える人にはなれたという事でしょう。



解術すれば今の私の記憶は綺麗さっぱり消えてなくなるでしょう。別に怖いとかは思いません。ただ日常に戻るだけです。



ただまぁ………欲を言えばもう少しだけこの寝心地の良い枕を堪能したかったですね。













































「……久しぶりお嬢。気分は?」



「あ゛ぁ〜〜、なんか頭がクラクラする……でもいい夢を見れた気がするよ。というかリク。なんで前に夜に使った口輪なんか付けてんの?」



「…………あまり聞かないで」

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― 新着の感想 ―
これも一時の夢だったのかも知れんな(ʘᗩʘ’) 本人は寝てた様な物だし(◡ω◡)
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