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極氷姫の猟犬  作者: 骸崎 ミウ
第11章
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白竜の雛の短い思い出〜2

最近、色々と忙しく中々長めに書けないです………

〜sideアリス



狼に運ばれた先の未来の私と狼が住んでいるマンションは2人が住むにはちょうどいい広さの部屋でした。



狼は部屋に着くとまずはじめに私をタオルでミイラの様にぐるぐる巻きにしました。そして別の部屋……おそらく洋服の収納棚があるのでしょう……へ向かい、あーでもないこーでもないと服を広げては床へ投げ捨てていました。



ある程度物色してお目当てが見つからなかった様で別の棚を開けようとしている時に私はブカブカの軍服と下着を脱ぎ捨ててから床に投げ捨ててあったジャージを手に取り着てみました。



変な匂いはせず、むしろいい匂いがしました。例えるならば焼き菓子の様なものでカステラに近いものでしょうか。



私が狼のジャージを着た事に気づいた彼女は私を見るなりかなり薄いですが渋い表情になりました。



別に着たっていいじゃないですか。いつまでも裸でいる訳にはいきませんし。まぁ、なんとも言えない表情を浮かべて納得してくれましたが。



その後、狼は自分の影から黒いモコモコの犬……犬?の魔物を取り出して私に押し付けると私の下着を買いに出掛けてしまいました。



黒いモコモコと残された私はひとまず部屋の間取りの確認をしました。といっても何故かはわかりませんがどこにどの部屋があるのか直感で理解できましたが。



おそらくは記憶がないだけで身体が覚えているのでしょう。………ただ、茶色の箱(段ボール)が積まれて通れない扉の先はどうしても思い出せませんでした。まぁ、黒いモコモコもそっち行くなと言わんばかりに私を引っ張っていたので気にしない事にしました。



間取りの確認途中で未来の私と狼ぎ写った写真を見つけましたが、未来の私は随分身長が高くなってナイスバディになってるみたいです。



ひとまず身体の成長については安心でしょう。ただでさえ、お母様はアル兄様と私と双子の姉のアロナを産んで更には妊娠中だというのに身長は今の私よりも少し高いくらいの少女体型。



一体どうやって私達を産んだのでしょう。というかよくゴリマッチョなお父様と結婚できましたね。



それからしばらく黒いモコモコと戯れながら狼の帰りを待っていると玄関の鍵が開いて扉が開く音が聞こえてきました。



迎えるのも主人としての役割。ですので私は黒いモコモコを伴って狼を出迎える事にしました。



帰って来た狼はその後夕食を作る為にキッチンへと向かい、料理を始めました。髪をまとめてエプロンを着けて私のリクエストであるハンバーグを作る姿は随分手慣れている印象を抱きました。



そしてゆーらゆらと揺れている大きな尻尾につい目がいって気がつくと狼の尻尾に抱きついていました。



狼の尻尾は黒いモコモコよりかはサラサラでボリュームがあり、私好みの凄くいい香りがしました。よく手入れされているのがわかりましたし、手入れをしているのが誰かもわかりました。



私は狼の尻尾をしばらく堪能する事にしました。



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― 新着の感想 ―
お嬢に取っては未知の世界に近いにしても(ʘᗩʘ’) 大人のお嬢とは落ち着きが全然違うな(٥↼_↼)
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