表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
極氷姫の猟犬  作者: 骸崎 ミウ
第10章
156/194

抵抗戦線〜1日目 鎮圧部隊側

「リク捕まえて予防接種受けさせたらとりあえず調教部屋に閉じ込めて躾けなきゃ。ニューゲートから生やす薬貰ったしそれ使って」



「先輩、そういう事考えるから逃げられたんじゃないんですか?」



「いやそれはないよ銀ちゃん。この前だって一緒にハッスルしたんだから。そういう銀ちゃんはしないの?」



「あまりしないですねぇ。テンちゃんってドラゴンだからなのかあんまり溜まらないんですよね」




愛莉珠と白銀はそうなんて事ない日常的?な会話をしているが2人は謎の粘着質のピンクの物体で廃ビルに引っ付いた状態である。



もがけば身体に絡まって動きが阻害され、凍らして砕こうにも素材が特殊なのか硬くならず逆に粘度が増し余計に動けなくなった。




「ねぇ銀ちゃん。本部に増援要請だした?」



「出しましたよ。返事はまだ来てないですけど、そのうち来ると思いますよ」




2人がそんな会話をしていると遠くからミノムシの様なものを吊り下げた夜奈がやってきた。




「救援に来ました。随分と派手にやられた様で」



「いやアンタが来るの?まぁいいや。とりあえずこのピンクのやつどうにかできない?」



「それは昔私が作った捕獲剤です。水をかければ溶けますよ」



「やっぱりアンタの作品か。銀ちゃん水出して」



「了解でーす」




そうしてしばらくするとピンクの物体は少し膨張したのち、穴の空いた水風船の様に破けて消えた。




「あー、やっと動ける。というかそのミノムシはなに?なんで連れてきたの?」




水で濡れた軍服を魔術で乾燥させながら愛莉珠は夜奈が自分の腰から吊り下げているロープの先に付いているミノムシ……簀巻きにされた神崎を指差しながら聞いた。




「囮に使えるかと思いまして。なにせ座薬注射を推し進めたのは澪なのである程度は恨みを持たれています」



「あー……それで出てきたワンちゃん達を捕まえるってわけですか?そんな簡単に釣れますかね……」



「まぁ、釣れないでしょう。1人を除いて」



「ン゛ー!ン゛ー!!」




夜奈がそう言って視線を抵抗軍の本拠地がある方角へと向けていた。



その時であった。



本拠地に程近い場所で一際大きな土煙と崩落が発生して土煙が晴れるとそこには黒塗りにされた対空砲が数台現れた。




「おや、早速釣れましたか。しかもアハトアハト(88㎜口径)なんてものを。おおかた理玖ですね。あの子あぁいうの一時期好きでしたから」



「男の子だったからね。そりゃ好きにもなるよね」



「ン゛ンーーーッ!!」




夜奈と愛莉珠はなんて事ない様な感じで会話していると対空砲は彼女達目掛けて発射された。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
今回の事件に協力してる以上、無関係ですは通用しないだろうけど(ʘᗩʘ’) 下手に誤爆しない内に回収しないとな(゜o゜;
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ