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極氷姫の猟犬  作者: 骸崎 ミウ
第8章
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南支部へ〜7

お久しぶりです





愛莉珠は久々の戦闘ともあって初めのうちは気分が高揚していたが、無限湧きにも見える変わり映えのないウツボに飽き飽きし始めた。




「おい猪娘ッ!!遊んでねぇでさっさと根元を断ち切れッ!!際限なく増えるだろがッ!!」




そんな何匹目かわからないウツボを真っ二つにした時、愛莉珠の背後からそんな怒鳴り声が聞こえてきた。



振り返るとそこには身長が2メートルは超える全身に古傷を拵えた筋骨隆々の白髪の老兵………南支部支部長のエイハブ・エーギルが自身の武器である巨大な銛でウツボの頭を3匹ほど纏めて貫いていた。




「根元って何ッ!?これってまさかイソギンチャクみたいなヤツ?!」



「そいつらは本体が魔力で分身を作り出すタイプの奴だッ!この前資料送っただろがッ!!」



「そんなの知らんわッ!!リクッ!なんか知ってるッ?!」



「その資料ならこの前お嬢が鼻かみティッシュ代わりにしてたよ。本体は紫色で普通のウツボサイズ」



「お前資料をちり紙にするとか馬鹿かッ!?」



「うっさいはクソジジイッ!大体資料来てもここの生態系は毎日変わるわ新種が出るわで覚えられるわけないでしょ!?リクッ!ちょっと海潜って本体潰してきて!!」



「お嬢が行けよ。お嬢が始めた事なんだからさ」



「寒い海潜るの嫌だよ!!美味しい海鮮ご馳走するからさ!」



「俺、あんまり海鮮好きじゃないんだが」



「いいからさっさと行けッ!!」




ウツボの猛攻撃の中で2人の怒鳴り声と1人の気の抜けた声の応酬が繰り広げられる。繰り返し首を駄目にされて激昂状態のウツボ達とまた何処からか湧いてきたレッカークラーケの対処に人員が割かれていき、最終的には理玖が残った。



理玖は少し嫌そうな表情を浮かべた後、顔周りに空気を溜め込める異能を発動させてから分厚い氷に穴を空けてそこに向かって海へとダイブした。



海の中は薄暗く、下を見ると何処までも続く闇が広がっていた。生き物も巨大ウツボを除いておらず、そのウツボも理玖が飛び込んで来たのを確認するや否や、猛スピードで迫って来た。



理玖は特に焦る様子は見せず、先端に爆弾がついた水中銃でウツボを狙撃して動きを止めながら本体を探した。



そしてしばらく探していると毒々しい紫色のウツボが海底へと逃げようとしているのを見つけ捕まえると頭にナイフを突き立てて締め上げた。



すると周りにいた巨大ウツボはシュワシュワと泡となって消えていった。そして理玖はウツボが出てきた穴から地上へ上がった。




「お疲れ様〜リク。本体どんな…………うわっキモ」



「色以外は普通のウツボ。エイハブ爺さん、コイツ食える?」



「そいつは一応食えるが味がしないぞ?そんなの食うなら普通のウツボを食え」



「わかった」




そうして南支部でのタコ殲滅作戦は終了した



先日私は新たな百合の聖典に出会いました。最初はタイトルを見て似た奴で地雷がありましたから警戒しておりましたが、いざ開いてみればそこは百合の楽園でありました……


その聖典のタイトルは……『魔法少女にあこがれて』

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― 新着の感想 ―
[一言] 例の「あこがれて」は百合と言えば百合だけど度が過ぎる程にエロに走ってる作品だけどな(٥↼_↼) あれがアニメ化したのが今だに信じられん(─.─||)
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