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ただの奥歯  作者: 島猫。
26/30

26:詩かエッセイか『爪と皮膚の間の黒色』

僅かな汚れが気になって爪を切る

ほんの少しの隙間に入り込む黒色

最初から短い爪に爪切りを当てる

爪を噛む癖が治らないままの大人

苛つくときも落ち着かないときも

病める時も病める時も病める時も

無意識にも意識的にも爪を噛む癖

子に爪を噛むなと教えるのは自分

反面教師、至らない親、駄目人間


詩を書くと暗くなる不思議

明るさ、楽しさ、温かさに

憧れ、求め、書いてみる詩

けれど結果は相変わらずで

じめじめと陰気な後ろ向き

次こそは慎重に書かねばと

明るさ、楽しさ、温かさを

憧れ、求め、書いてみる詩


胃袋に甘味

眼球に目薬

心にはBL


腐女子

腐女死


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