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3-33

 遅くなりました。追試嫌いですチクショウ。


 それと、現在活動報告にて軽いアンケート実施中です。主人公が何になるかを決めるだけの軽いアンケートですので、気が向いた方はどうぞご参加ください。






さらについでに無駄に新作作ってみました。



 

フルカネルリだ。青い空には鯉のぼりが游ぎ、桜も花が散って葉桜となり始める季節になった。

そして名物の校長のコスプレと気絶→クトゥグアが暴走を始めてアブホースに鎮圧されるという光景を見てから、私達は実にいつも通りの日々を過ごし始める。


……そう言えば、そろそろ私の誕生日だったか。となるとまたどこかの世界に行くことになるのか?


《なるヨー?》


そうか。ちなみにどんな世界だ?


《レベル制ゲーム世界かナー? ただし前のとはちょっと違ってスキル制じゃないけどネー》


つまり、ステータス的に強くなるにはレベルを上げるしかないと?


《いやいヤー。勿論他にもあるヨー。経験値を1レベル分つぎ込んデー、レベルを上げずにステータスをあげることだってできるヨー。経験値の一時保存から何につぎ込むか決められるって所は前のゲーム世界と似てるよネー》


1レベル分……と言うことは、現在のレベルから考えて次のレベルに上がるために必要なだけの経験値が必要と言うことか?


《そうだヨー。レベルが上がるまではずっと量はおんなじだかラー、実はある程度からはレベルを1から上げずにやってた方が効率的にはいいんだよネー。ちなみにゲーム内でそれは努力の結果として上がったものみたいに扱われるヨー》


……私は昔の経験値も溜まっているのだが?


《それでもいけるヨー。ちなみに自分と相手のレベル差が大きいほど貰える経験値も多くなるから面白いことになってるのサー》


それは、自分のレベルが相手より低い場合の話だよな?


《そうだヨー。戦闘以外でも一応経験値は入るけドー、微々たるもので大したことは無いかナー。……普通はネー》


私は経験値の入る量が50億倍以上になっているから、それだけでも凄まじいことになるのだが……。


『……下限値固定で上がり続ける分だけでもぉ……凄いことになってるけどねぇ……?』


そうだな。

……そう言えば、今の私のステータスはいったい幾つになっているのだ? レベルは1のまま上げた覚えはないから1だとして、数値的なステータスだけでも知っておきたい。


《ビックリすると思うヨー》




名前:フルリ・カーネル


HP:99999999999(+63256985622569744815004153597468216)

MP:99999999999(+63256656253515466521359885492247854006)

物理攻撃力:99999999999(+6995262953265478598462514560)

物理防御力:99999999999(+5833672564887845958300421544)

敏捷度:99999999999(+7662535265485642514563800795)

魔法攻撃力(意思力):99999999999(+7455382256895478054132253680794114568540)

魔法防御力(精神力):99999999999(+7256998256895478054132253680794114568540)

運:99999(+9568766651152)

機動力:99×3(+99×37554806)




           】


………まるっきり化け物だな。最後に見たときから桁がかなり変わっているぞ?

だが、経過した時間と延びる量を考えれば少なすぎる気も………。


《気付いても言わないであげるのが優しさってものだヨー》

『……もぅ……遅いけれどねぇ……』

そうか。ならばいくらでも気にして構わんな?


《やめといてあげなヨー》


……仕方無いな。ステータスの件については細かいことは気にしないようにしておこう。どうせここまであれば匹敵するものなどナイア達以外には早々いない。


まあ、流石にナイアに届くとは思っていないがな。昔は蟷螂くらいと言っていたが、今はどのくらいだ?


《そうだネー……人間から見れば……モグラかナー? アルマジロでもいいヨー》


私も随分と進化したものだな。調子に乗って小躍りしてしまいそうだ。

一つ前が虫だったのに対して、今は一応脊椎動物程度の扱いになっているとは……嬉しいことだ。うむ、実に嬉しいことだ。





  ちょっぴり嬉しい研究者。



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