後日談その1 楽しい学校
学校が今、素晴らしく楽しいアンです
皆さんいかがお過ごしでしょーか
私はバラ色、ハッピーライフですよ
初めての友達ユグくんと、一緒に活動してたら
女の子たちもいっぱいしゃべりかけてくれました
最初、スライムだってドン引きしちゃったし
されちゃったけど
あれは、自分の使役獣を守るためだったらしい
ぱくっといっちゃうからねースライム
ラムムンは、最初から、おりこうさんだったけど
お腹がかなり空いた状態なら
机の上にあるものとか、私とか
食べようとするスライムもいるらしく
スライムってことで、さっと退避したらしい
そりゃそうだよね、はい生まれましたー
食べられましたー
私の使役獣人生終わりましたー
とか、私でもいやだわ
逃げるわ、全力でっ
ということで、安全になってから
話しかけようと思っても
私が、ごはーん
としょかーん
ギルドのしごーと
と、もう、話しかける間もなく
ぱっぱと行動してるから
忙しそうだし、一人が好きなのねって
思ってたー
って
ピンク髪の子にくすくす笑われた
「素敵な育て方してるから
どうやってるのかお話したかったのよ」
と茶色の髪の子にも言われて
がびーんですよ
もう、がっつり
自分で友達の種もみ消ししてました
まぁ、基本的にさばさばしてるのは変わらないんだけど
お互い協力できるところはして
ちゃんと恩義は返すしって
義理難い感じなんだよね
まぁ、それは、野外実習の時にも思ったけど
水わけたり、りんごわけたりとしてると
帰ったらっ・・・とか、そう言ってくれて
明日ランチに行く予定にしてたり
学校始まった日に、なんか、宝石みたいなのくれたし
ラムムンが目を輝かせるかんじで
うっきゃーっと飛びついたので、
若干びびってましたが、その男子
うん、観察させてほしかったな、ラムムン
その石が結局何かわからないじゃん
と見てたら、
男の子はちゃんと説明してくた
ラムムンが、あなたー好きよー
好きよーと、すりすりしてるのを
ぷにぷにつつきながらなので
顔のにやけを抑えるのが半端なく苦しかったなぁ
あ、そうそう、あの野外実習について
学校再開初日に、説明があった
その内容に、私はかなりカルチャーショックを覚えたよ
行先が、月砂漠という時に、
誰も問題視せず、反論しなかったということを
注意された
だから、こういった事態を引き起こしたのは
生徒側も問題ありと説明をうけた
これから将来、ギルド、または自分が受け持つ仕事は
他人のせいにしない、させないが徹底的に話されたから
まぁ理解はできるんだけど、
なんか、腑に落ちない
先生が言うことが絶対ではないということが言いたいのかもしれないけど
一人もにゃもにゃしちゃうよ
みんな、あっさりとその事実を受け入れ
あとで話をして、調べた時
完走できるとは思わなかったというのが
大半の意見だった
まぁ、でも、まっちょ先生の巧妙なというか
いけるいけるって感じのおしおしがあったし
あの雨も、先生がたの仕業で
だから、ちゃんと補給できるとか
そういうことも聞かされてたから
いけると思った生徒が多かったんだよね
まぁ、そういうこともあり
すべて把握できず
はじめての外であれはなかったと
難しい言葉で学校側から謝罪と
これからこういうことをする時には、
学校全体で話をするなどの改善策についても話された
だけど、私が、場馴れしてるのに
近くにいた人はびっくりしてた
ギルドの学生登録して、バイトしてるんだー
というと、ああ、だから忙しかったのかー
と納得してくれ
自分たちもできるのかって聞かれた
たぶんできると思うと言って
今では、パーティ組んで、一緒にギルドの仕事したりもしてる
あと、モンスターと戦う時に
スライムの足どめは便利と言われた
ラムムンごとたたくんだけど
私はいやだったけど
いいねーって言われたんだよね
痛覚がないっていっても、ラムムンを叩くんだよ?
可哀想じゃんと思ったけど
最初のころ、ラムムンに一部出してーお願いーって言ってたら
さるみたいなモンスターに唾を吐きかけられて
怪我をしたら、もう二度と出してくれなかった
結構ラムムン頑固です
で、ラムムンごと、ぼかすか叩いて
いるところとって、あとはご飯にすることが多いんだけど
そんなにいいものではないと思うけど
だって、あんなに可愛いのに叩きたくないよっ
だけど、みんなはいいなーいいなー
・・・うーん、ギャップがある
よくよく聞くと、使役獣は
読んで字のごとく、役に立つように使う生き物
らしい
大事にしたら、もっと、育つと思うよ
と言いつつ、やってることを話したら
ちょっと笑われた
でも、ラムムン風呂を体験したら
あ、これ、いいわ
と、恍惚としてたんだから
衣食住全部一緒してもいいのっ
たまには、洗ってあげたりブラッシングしたら?
と、他の子の使役獣をもふもふしてたら
懐いてくれた
本人がショックを覚えてたので
だから、大事にしたらいいよってことだよー
といったら、猛烈にがんばり始めたけど
何事もほどほどですよ
ああ、禿が・・・禿が出来てる
逃げてきてるよ・・・
ううう
人に説明するのって難しいねー
ラムムンの集中治療室(中)でヒールを受けてます
私が、ラムムンを寝ながらかじって
ショック状態の時みたいな状態の使役獣くんを保護しました
私は鬼になるよー
可哀想でしょー、いい大人なんだから、付き合い方をかんがえなさーいっ
です
いや、子供ですけどね・・・
よーし、せめて、友達だけでも
使役獣の地位向上を目指そう
あったかで清潔な自分のおきにいりのベットで寝られ
満足な食事っ
それに、使役獣のことが大好きなご主人さまを作ってあげるからねっ
そういうと、お猿さんの使役獣は
私の手をきゅっと握った
うん、がんばるっやるからねっ
アンちゃん、地球の感覚をもって使役獣の立場を向上させます
やっぱり仲良しがいいし、大事な関係だから、いい関係にしていきたいよね




