表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
廃棄世界物語  作者: 猫弾正
ハンター日誌 ワタリガラス
63/117

たちよみっ!

1週間に1度?

なんのことかな?


忙しかったからね

リアル優先だからね

仕方ないね

「ふぃひー。思春期な少女たちの初々しい恋愛模様は溜まりませんなー」

 少女漫画みたいなカワイイ表紙の雑誌を手に取ったギーネ・アルテミス。興奮冷めやらぬ様子で女の子同士の恋愛模様を描いた漫画を読み込んでいる。


「口の端から涎垂れてますよ。お嬢さま」

 隣でミリタリー雑誌を立ち読みしている家臣の指摘も何のその。

「おい。買わないんだったら、どいてくれよ」

 古本を売ってる露天商の涙目での文句にも動じない。

「今、吟味中です」

 のたまうギーネに露天商人の古本屋は物凄く嫌そうな顔を見せた。


 市場を隅から隅まで歩き廻ったギーネとアーネイだが、結局、欲しかったロボットの部品は見つからなかった。

 長時間の捜索が徒労に終わった帝國人2人は、市場外れにある古本の露店で時間を潰しつつ、娯楽で明日への鋭気を養うことにしたのだ。


「何が吟味だよ。どうせ買わない癖に」

 噛みつきそうな顔をしている古本屋。

「この間、古地図を買ったでは在りませんか」とギーネ。

「まあ、まあ。どうせ、私たち以外にお客も来ていませんし」とアーネイ。


「客だって言うなら、何か買えよ。もう。

 大体、お前らがでかい図体で塞いでいるから、客が入ってこないんだよ」

 栄養状態の良くない辺境の開拓区で生まれ育った身長148cmの店主は、立ち読みしている176cmと182cmの帝國人2人組を忌々しげに睨み付けたが、視線には若干の嫉妬が含まれていたかも知れない。


「言い掛かりも甚だしいのだ。元々、寂れた店ではありませんか」

「先刻から、殆ど人が通らないですしね。

 売りたいなら、もっと表通りに店を開いたらどうですか?」

 帝國人主従は、何と言われようとも糠に釘。

 のらりくらりと躱して一向に立ち退こうとしない。


「表通りは、場所代が高いんだよ。最近は、色々あるしな」

 苦虫噛み潰している店主を他所に、雑誌を読み終わったギーネ・アルテミス。

「こっちも可愛い表紙ですな。おっ、ミア先生の新連載が載ってますぞ。

 これは読まなくてはなるまい」

「……おまえなあ」

「もうちょっと。もうちょっとで読み終わるから」

 往生際悪く退こうとしないギーネ・アルテミス。

 元より、閑古鳥が鳴いている露店とは言え、あまりと言えばあまりな所業であった。


「昔のティアマットの戦車も中々、格好いいですね。180ミリ滑空砲か。

 超電磁砲に比べれば貫通力に劣りますが、悪天候などでの汎用性はやはり上ですか」

 ギーネに脈無しと見た店主は、ミリタリー雑誌を熱心に読んでいるアーネイに語り掛けてみた。

「そんなに気に入ったなら買ってくれよ」

「残念ながら、ホテルのロッカーは、もう私物で一杯で置く場所がありません」

 素っ気ないアーネイの反応であった。


 怒りのあまり血圧が上昇するのを自覚した古本屋であるが、目の前の帝國人主従に対して強く出れない弱味がある。


 睨み付ける険悪な視線に気づいた帝國貴族が、手下に向かって振り向いた。

「お、アーネイ。見てください。

 こやつ、生意気にも威嚇しておりますぞ」

「顧客に間違ったパスワード売りつけて殺しかけた癖、立ち読みしたくらいでお怒りですか。

 おお、こわいこわい」

 さも衝撃を受けたかのように口元を抑える帝國貴族に、帝國騎士が瞳を細めて相槌を打っている。


「だから、それは悪かったって言ってるだろう。

 どうしたって、誤った情報ってのは紛れ込むもんなんだ。

 今まで売りつけた地図や住所には、間違いは無かっただろう」

 歯噛みしつつも反論を試みる古本屋に、帝國貴族は鼻を鳴らしている。

「人を殺しかけておいて、御免で済んだら法律は必要ないのだ。

 お詫びとして、立ち読みくらい大目に見るべきだと思いますのだよ?

 ギーネさんは、大いなる慈悲を持って貴方のミスを許してやってるのですからなぁ」

 自らの額を抑えつつ、鼻の穴を膨らませて反っくり返っている亡命貴族と、口を菱形に半開きした微妙なドヤ顔で肯いている家臣。


 古本屋は、帝國の文化を知らぬ。

 故に、ギーネとアーネイがいかな心情を表現しているのかは分からぬ。が



 ぶん殴ってやりてえ。古本屋は思った。

 思ったが、暴力ではとてもかなわないので実行には移さなかった。


 ギーネ・アルテミスとアーネイ・フェリクスは、それなりに腕の立つハンターだ。

 ギルドには全然、貢献していないので、ランクは最底辺をうろうろしているのだが、汚染獣やミュータント、ゾンビが彷徨う危険地帯に足を踏み入れても平気で帰ってくる。

 彼女らのもたらす変異獣の死体や持ち帰る物資が、その力量の高さを雄弁に証明していた。


 外見は見目麗しい為、絡まれることも侭在ったが、無理に連れ去ろうとした地回りたちが、ほんの十数秒で全員半殺しにされてからは、強引に口説こうとする者も滅多にいない。

 多分、戦闘力に関しては【町】のハンターでも上位に入るだろうと古本屋も見ている。


 古本屋とて、対万引き犯用の拳銃を腰にぶら下げているが、22口径の豆鉄砲では、複数名の愚連隊や強盗相手に気休めにもならない。


 仮にギーネとアーネイが22口径で撃たれても、ダウンするとは思えなかった。

 時折、剥き出しにされた2人の肌には、それはもう馬鹿でかい銃創やら白兵戦で受けたナイフの跡やらが刻まれていて、これで死ななかった生き物をどうやって殺せるの?と言う感じだった。


 駄目だ。争ったら2秒で死ぬ。殺される。骨も残る気がしない。

 落ち着け。こいつらが立ち読みするのも、考えてみれば悪い事ばかりでもない。

 ハンチング帽をかぶり直しながら、古本屋は自分に言い聞かせた。

 こいつらが常連になって以来、市場をうろつくチンピラ連中や性質の悪いよそ者があまり近づいてこなくなったじゃないか。

 そうさ。悪い事ばかりじゃない。そう自分を慰めている古本屋の前。


「ふむー、百合王子6月号、面白かったでありますぞ。

 つづきつづき。おっ、7月号発見!ただちに解読に移ります。

 これは、続きを読めと言う神々からの啓示に他なるまいぞ」

 都合よく、神々からの前兆を読み取った帝國貴族。店主の迷惑も顧みずに都合4冊目の漫画雑誌を手に取った。


 世の理不尽を嘆いでいる古本屋の目の前、すっかりくつろいで、椅子に座りながら、コーシーと紅茶を啜りつつ、本格的な読書態勢に入っているギーネとアーネイ。


「ところで、お嬢さま。

 先刻より右後ろの廃屋の陰からこちらの様子をうかがってる怪しげな影が御座いますが、気づいておられますか?」

 雑誌に視線を降ろしながらの家臣の呟きに、亡命貴族は瞳を細める。

「しらいでか。フードを被って怪しげな奴なのだ。

 以前、揉めた地回りの斥候かしらん?

 それとも共和主義者の追手かな?」


「先日のあの強引さは、ナンパと言うより拉致でしたね。

 捕まったら今頃、Hなお店で働くよう強要されていたかも」

 ぼやいているアーネイに、ギーネは優しい視線を送った。

「アーネイが捕まったら、わたしが必ず指名しに……助けに行きますから安心してください」

「おい、てめえ。今、指名っておっしゃったような気がするのですが?」


「気のせいですぞ。アーネイの願望ですぞ。

 本当は、アーネイには奴隷願望とギーネさんに助け出されたい願望と其の儘、ギーネさんとHな関係に雪崩れ込みたい願望がアーネイの潜在意識にあるんです。

 解決する方法はギーネさんが知ってるんですよ。ギーネ・アルテミスにお任せあれ」

 沢山の女の子たちを百合ワールドに引きずり込……幸せにしてきた魔法の指をワキワキさせている主君を眺めて、帝國騎士は地面に唾を吐き捨てた。


 挙動不審なフードの人影を眺めていた古本屋は、戸惑ったように首を振った。

「いや、あいつは……なんで表通りに来てるんだ」

 ひょこひょこと屋台に歩み寄ってくるフードの人影は、小柄で薄汚いローブで全身を覆い隠している。

 少し脅えているのか。おずおずと躊躇いがちに古本屋にお金を差し出した。


「……あの。お金あります」

 細い左腕に差し出された小銭とか細い呟き。

 古本屋は鼻を鳴らして肯いた。

 フードの人影は、ビクビクした様子で商品に視線を走らせている。

 露店の隅に立て掛けてあるボードの前に立つ小柄なフード。

 ピンで張ってあるのは、一冊の本ではなくバラバラになった絵本や漫画のページだった。

 値段が張り付けられているそれも立派な売り物で、綺麗なカラーイラストも今の時代では創るのが難しい代物だ。

 金のない子供は物語の欠けたページを、想像で補いながら楽しむこともある。


 上の方に張られた絵本の表紙に目を留めると、背伸びしながら右手をいっぱいに伸ばすが届かない。

「ん、んうー」

 精一杯背伸びしている子供を見かねて、アーネイが絵本の表紙ページを手に取ってやった。

「欲しいのは、これですか」


「ひっう」あと退るフードの子供。

「あ、そいつらは」

 古本屋が慌てた声を上げた。

 びくびくしているフードの人影。左の袖口から、虫の節足がわしゃわしゃと蠢いていた。


「うん?」

 アーネイがしゃがみこんだ。フードの下をのぞき込む。

 フードの下。左眼は巨大な複眼になっている。

 左の相貌は、暗褐色のキチン質に覆われ、髪もまばら。

 右の顔が整っているだけに、無残な印象が強かった。

 脅えたように大きく目を見開いている。


「お姫さまの絵ですか。女の子みんなの夢ですね」

「あ、ありがと」

 アーネイに差し出されたイラストを受け取ったフードの子供は、言葉少なに呟くと踵を返して駆け出していった。


 物陰に消えていった子供を見送る帝國騎士の背後。

 アーネイの主君が胸を張っていた。

「おお、お姫さまですか。

 ここにリアルお姫さまがおりますぞ。憧れてもいいんですよ?」

「子供の夢を粉々に打ち砕いた上に、踏みにじるような真似をなさらないでください」

「はぁ?わたしは何時も女の子には優しいですよ?

 何時、ギーネさんがそんな真似しました?

 何時何分何秒?ティアマットが何回廻った時?」

「お嬢さまの存在自体が、お姫さまと言う概念に憧れる女の子にとっての悪夢ですな」

「……ひっ、ひでえ!!」

 累代の家臣に駄目出しされて慄いているギーネ・アルテミスの傍らでは、物陰に消えていった虫の少女を古本屋が複雑そうな顔で見送っていた。

「顔見知りですか」

 どうでも良さそうにアーネイが尋ねると、古本屋はきまり悪そうに顔を逸らした。

「あー、うん」

 それきり無言に閉じこもった。


 気にするでなく、再び読書に戻ったギーネとアーネイ。

 暫くして、聞かれてもいない古本屋が勝手に口を開いた。

「……何年か前にな

 可愛い子だったんだけど、虫型のミュータントに噛まれて変異起こした」

 言い訳するように、独り言をつぶやくような調子で言葉を続ける。

「で、両親に捨てられた。

 周囲の人間も伝染するんじゃないかってな。

 ……無理もねえさ。恐いんだ。誰だって恐い。仕方ない」

 深々とため息を漏らした古本屋だったが、ギーネは瞳を細めて得たりと肯いた。


「おお、なんという悲劇。共和主義の理不尽な犠牲者がこんなところにも。

 やはり世界を救えるのは名君による専制独裁のみ。

 あのような少女の悲劇をなくすためにも、一刻も早くギーネさんが世界を征服しなければ」

 はらはらと涙をこぼしながら、志を新たにするギーネ・アルテミスにアーネイは突っ込みを入れるのも疲れた様子で溜息を洩らした。



「……面白かったですよ。また立ち読みしに来ますのだ」

 ぱたんと雑誌を閉じたギーネが、神経を逆なでするように慇懃に退去を告げてきた。

「もう来んな!貧乏貴族が!」


 古本屋の情報間違いで危機に陥ったギーネとアーネイであるが、古本屋にとって幸いなことに、損害賠償で大金せしめようとごねる性格でもなかった。

 古本屋が実質的に受けた被害と言えば、ギーネたちによる長時間の立ち読み程度で、実質的には誰も損をしない筈だ。


 にも拘らず、古本屋を追い出された二人は、其の儘、市場の外れをプラプラと歩き出した。

「それにしても失礼なのだ。私は裕福ですぞ。

 ただ、ちょっと一時的に、叛乱軍に資産を不法占拠されただけなのだ」

 まるで反省していないギーネ・アルテミス。

 厳しい生存競争が行われる廃棄世界で生き抜く為には、情報収集も欠かせないのだ。

 長期戦に備えた生存戦略でありますのだ。

 自己正当化の言葉を垂れ流している亡命貴族に対して家臣は呆れたように肩を竦めている。

「お嬢さまも、酷いお方ですね。古本屋さん、涙目でしたよ」


 口を開いたアーネイを、ギーネはマジマジと凝視してみた。

「うわっ。しれっと自分は部外者みたいな言動してますよ。この家臣」

「わたしは、買いましたよ。ほら」

 ミリタリー雑誌の切り抜きを見せるアーネイ。

 古い本が貴重品となった世情なので、バラバラになった本の一部なども販売されており、情報の乗ってる1ページだけでも売り物になるのだ。

「へえ、鋼鉄の50倍の強度の新素材を安価で量産可能ですか」

 感心したような声を上げるギーネに肯きつつ、アーネイは惑星ティアマットの往時の科学技術を賞賛した。

「十倍も堅い弾を十倍の圧力で飛ばせる訳だから、拳銃でも軟装甲を抜けそうですね。

 其の儘、文明が発展していたら、きっと凄いことになったでしょうに」

「50倍って硬度かな。靭性や耐熱性、加工はどうなんでしょう。

 対戦車戦の装甲としてはどうなのかな。

 この組成だと高温ガスジェットによる流体化には厳しいかも」

 帝國人たちの故郷・惑星アスガルドのように人類の敵対種にも侵入を受けておらず、さらには豊かな天然資源に恵まれていたティアマットが其の儘発展を続けていれば、一体どれほどの高みに至っただろうか。

 それが今は、次元世界の吹き溜まりとして、ギーネやアーネイのような敗残者や逃亡者の避難所になっている。

 ティアマット世界の恐らくは永遠に失われてしまっただろう可能性を惜しんで、アーネイは小さくため息を吐いた。


「それにしても、今日はいいものを読みました。

 漫画家の名前を書き留めておいたので、後で単行本なり、データーを探すのだ」

 一方のギーネは、上機嫌で微笑みながら、手元にある携帯端末に文字を打ち込んでいた。

「うふー、青春の甘酸っぱい初恋を思い出しましたぞ。

 初等学校での隣の席のマリーちゃんとの初めてのチュウは、レモン味でした」


「なんで、女の子同士なんですかねぇ?」

 眉をひそめつつ、微妙に主君から距離を取っているアーネイ。

「もう一度、少女時代に戻りたいものです。

 あ、いいこと思いついた。

 年齢調整して、子供の体に戻って幼年学校に転校すればいいのだ。

 ついでに共和派の追跡も躱せるって寸法よ」

 ナイスアイディアに顔を輝かせた主君の暴挙を食い止めようと、忠臣アーネイが諫言する。

「おいよせ、犯罪者。てめえ、自分が何を仰ってるのか分かってるんですか?」

「止めないでください。アーネイ。

 無垢だった子供時代に立ち戻って、もう一度、あの甘酸っぱい青春って奴を味わうんです」

 天を抱いているつもりなのか。格好いいとでも思っているのか。

 両手を横に開いた変なポーズを無表情で決めつつ、決意を表明するギーネ・アルテミス

「何時、無垢だったですか?

 あんた、幼児の時。初めて会ったうちの姉さんの胸、いきなり揉んだでしょう?」


 アーネイの言葉を受けて、追憶に遠い目をするギーネ・アルテミス。

「ええ。今も覚えています。あの柔らかさは衝撃でした。

 なにしろ、わたしの母上には存在しないものでしたから。

 あーあ。ギーネさんも年頃になったら膨らむと思っていたんですけどなー」

 ギーネは、哀しげな瞳で己の胸元を覗き込んだ。


「遺伝子解析しても原因不明なんですよ。

 アルテミス一族には、ひんぬーの呪いでも掛かってるのかしらん」

 そこで何かに気付いたように、ハッとした表情で、帝國貴族は家臣の胸を睨み付けた。

「もっ、もしや、フェリクス一族に吸い取られた?!

 返せ!返してよ!ギーネさんの胸を返して!」

 必死に抗議するギーネ・アルテミスの言葉に、アーネイは鼻を鳴らした。

「……何を返せって言うんですかねぇ。

 ついに、呪いだとか、吸い取られたとか、非科学的なこと言いだしましたよ。

 脳味噌にまでひんぬー菌が廻ったと見えますね」


みなさん、この度、私

猫弾正が霊烏路空さんと結婚いたしましたことをご報告させていただきま……

役所が婚姻届を受け付けねえんだよ!どういうことだぁあああああ!

二次元に対する差別だろうがあああ!

非実在青少年の人権を保護するなら、結婚も認めろあああ!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ