5/11【 いじめにあった話】
こんにちは、みのりです。
もう誰も見てないことが判明したんで、開き直ることにしました。
自分の過去を全部書き出して、膿出ししようと思います。
私が人間不信になったわけをとことん再確認しようと思います。
私がこうなってしまった歴史を明らかにして、客観視しようと決めました。
自分の事だけど、文字にしたら他人目線で見られるかもしれない。
ひょっとしたら、新しい気付きがあるかもしれない。
ずっと文句ばかり溜め込んで偽って生きていくよりも楽になれるかもしれない。
前回友達のことを書いて、色々と思い出したんです。
私、おとなしすぎる性格のせいで、いじめにあっていたんです。
きっかけは、小学校の気の強いクラスメイト、Aでした。
Aは、気が強くて威張っているタイプの女子で、私はあまり好きではありませんでした。
いつも私にダメ出ししてくるし、すぐに怒るし……。
「へたくそだね、捨てていい?」
「ごめーん、そうじしといて!」
気弱で言い返せなかった私は、言いなりになっていることが多かったです。
小学校の時って、リーダーシップのある子って人気じゃないですか。
Aは、ぐずな私の世話をするという名目で、とことんプライドを潰してきました。
あまり近寄らないようになって、中学に入りました。
中学になると、Aは嫌われるようになりました。
性格の事もあって、Aは、孤立するようになっていたんです。
私は、Aとは違うクラスだったのであまり知らなかったのですが……。
ある日、私が保健室で保健委員の仕事をしていたら、Aが来ました。
Aは、グループを組まないといけない体育の授業が嫌で、さぼったようです。
Aは私を格下に見ているので、気軽に話しかけてきてマシンガントークをはじめました。
「どうしてみんな話かけてくれないの?」
「どうしてみんな話を聞いてくれないんだろう?」
「どうしてみんな私をのけ者にするの?」
仕事があるので逃げられない私は、適当に相槌を打ちながら聞き流していたんです。
「……私、みんなに嫌われてないよね?たまたまあぶれちゃっただけだよね?」
たぶん、Aは、私に嫌われていないと言ってもらいたかったんだと思います。
私はクラスメイト全員に好かれる必要はないし、気の合わない子がいても仕方がないものと考えていました。
「嫌いっていう子はいると思う、でも言わない子だっているんじゃないかな…」
私がそう返事をすると、Aは大声で泣き始めたんです。
突然の事に驚いて、何も言えなくなってしまいました。
保健の先生がAを慰めていましたが、私は追い出されてしまいました。
その日の、帰りの会で、Aが……手をあげて、発言したらしいんです。
「隣のクラスのみのりに嫌いって言われました!」
「いじめです!助けてください!」
Aは、クラスメイト達に泣きながら自分の不幸を大げさに訴えました。
私がAの言動が怖いといったこと、命令されると悲しいといったこと、すべてが誇張されました。
「私の声がキモいから聞きたくないって!」
「私の言うことなんか誰も聞きたくないって!」
「私がいなければみんな幸せに暮らせるって!」
「私は生きている資格がないって!」
Aをいじめていたクラスメイト達は、ヤバイと思ったようです。
手の平を返すように、Aのことを腫れ物扱いするようになりました。
先生に、本当にそんなひどい事を言ったのかと聞かれたので、説明しました。
でも……いじめって、いじめられたと訴える人の方が、守られるんです。
「私がこんなに傷ついてるのに、どうしていじめた方の話ばかり聞くんですか?!」
同級生達は、自分たちの罪を私に擦り付けました。
「そんなひどい事を言うなんて!」
「かわいそう!」
「自分が言われたらどう思うの?」
「いじめなんてサイテー」
「アンタもいじめられたらわかるよ」
私は、いじめの首謀者になってしまったんです。
私はいじめっ子として、いじめられるようになりました。
主にいじめていたのは、Aでした。
事あるごとに私を攻撃し続け、嘘泣きをしては同情を集めていました。
私が長いものに巻かれるようになったのは、この事件以降だと思います。
相手が望んでいる言葉を探して、喜ばせるために会話をするようになりました。
自分の意見や気持ちなど二の次になったんです……。




