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サイレント・ウィッチ(外伝)  作者: 依空 まつり
外伝7:帝国の銀月姫
125/425

【登場人物】

【登場人物】


モニカ・エヴァレット(19)

弟子のために大人の気遣い(?)を実践するも、寝落ち。目覚めたら爽やかな朝だった。

タレに漬け込んだ肉は、翌日、弟子がきちんと温め直してくれた。

「こ、こんなはずじゃ……」と頭を抱えている、まだまだ未熟なお師匠様。


アイザック・ウォーカー(22)

猫の手も借りたいキラキラ王子は、アントニー達兄弟の素性をまだ知らない。


ネロ

間男のことを、格好いい間諜スパイだと思っているウォーガンの黒竜。

尻尾の逆撫でが逆鱗に触れ、あの後、家出した。


ルイス・ミラー(29)

貴重な休暇を、夜な夜な女装に費やした29歳(一児の父)

流石に明るいところではバレるので、基本的に潜伏していたが、初日だけ昼間に移動し、アインハルトに目撃されてしまった。

若い頃は夢のマイホーム資金のために竜を狩りまくり、結果、竜の単独討伐数で歴代二位になった。


ライオネル・ブレム・エドゥアルト・リディル(29)

心優しい金のゴリラ。リディル王国第一王子。

ルイスとはミネルヴァ時代の同級生。ミネルヴァでは魔術の勉強もしてきたが、魔術はそんなに得意ではない。

政治的駆け引きは苦手だが、武人としては一流。ブチ切れた元ヤンをしっかり押さえ込めるぐらいには強い。


アインハルト・ベルガー(26)

帝国四公家の一つ、モルゲンシュタイン公爵家の三男。要領が良く、世渡り上手なことを妬まれ、幼少期から度々兄達に命を狙われていた。落ちこぼれの不良になれば兄達も諦めるだろ、と夜遊びを始めたら、案外性に合っちゃって今に至る。

すぐ調子に乗るせいで、気に入った相手にほど塩対応をされる男。ライオネルの優しさがしみる。


ツェツィーリア・シャルロッテ・フェーべ・クレヴィング(20)

黒獅子皇の異母妹。古代魔道具「ベルンの鏡」を管理する公爵家の血を引きながら、鏡に拒まれ、そのことを周囲に隠して生きてきた。

趣味はレース編み。黙々と手を動かしていると、心が穏やかになる。


カスパー・ヒュッター(32)

帝国の上位三十人に入る実力派魔術師。通称〈夢幻の魔術師〉

妹のミアは血の繋がらない妹。年が離れていたので、娘のように可愛がっていた。


レオンハルト・アロイス・マクシミリアン・ベルント・クレヴィング(30)

抜け目のない黒獅子皇。ポンコツ天才娘カリーナの正体がバレないようにするためだけに、リディル王国のポンコツ天才娘のモニカを警備に指名した。

最近起こった出来事は、今年四回目のクーデター。

「それがどうした! 余が即位したばかりの頃は、月に三度はクーデターが起こったわ!」


カリーナ・バール(19)

帝国魔導十字炎天四魔匠が一人〈神眼〉のバール。

帝国サイドのポンコツ天才娘。リディル王国サイドは言わずもがな。

帝国の下町で、言われるままに贋作を作り続けて逮捕されたところを、皇帝に拾われた過去がある。


ヘルムフリート・コルヴィッツ(40)

帝国魔導十字炎天四魔匠が一人〈妖精の指〉のコルヴィッツ。

刺繍やレースに魔術式を織り込む天才。彼が作る作品は、身につける芸術品とまで言われている。

自分の作品を娘のように可愛がり、粗末に扱う者は相手の心が折れるまで罵倒する。

素敵な図案を目にしたり、作品が完成した時は、無言で謎の踊りをする。

知的な風貌を言動で台無しにする、刺繍とレース大好きおじさん。


メリッサ・ローズバーグ(26)

元七賢人。四代目〈茨の魔女〉

「おちび・モニモニ・モニカちゅわぁん」の使い分けはフィーリング。


ラウル・ローズバーグ(21)

七賢人が一人、五代目〈茨の魔女〉

城で待機している間、花壇をせっせと耕していた。

帝国の使者達からは、完全に庭師の兄ちゃんと思われている。

「やぁ、迷子になったのかい! それなら、オレが案内してやるよ! あっ、城のトイレはすごいから、是非見ていってくれよな!」


レイ・オルブライト(23)

七賢人が一人、三代目〈深淵の呪術師〉

七賢人若手三人衆会議の後、「……はっ、もしかして、俺は今日、惚気たのか? あれは惚気か? 惚気と言って良いんだよな? 惚気、この俺が惚気……くふっ」と一人、照れ照れしていた。


フリーダ・ブランケ(20)

レイの婚約者。オルブライト家の帳簿を一時期〈沈黙の魔女〉が処理していたことを知り、密かにコツを聞きたいと思っている。

「素晴らしい帳簿です」


アントニー・ヴィンケル(28)

ヴィンケル五兄弟長男。頼れるみんなの兄貴分。

諸々の後処理のため、サザンドールにはしばらく滞在する予定。

彼の隊は、最前線で敵に斬り込む役割が多い。そのため、殉職者が多い隊でもあったが、アントニーが隊長に就任してからは殉職者ゼロを誇っている。

部下から非常に慕われているが、上層部には煙たがられており、すぐに帰国できないのもその辺りが原因。

本人は全く気にせず、弟達と過ごす時間を楽しんでいる。


ミシェル・ヴィンケル(25)

ヴィンケル五兄弟次男。チャラいけれど面倒見の良いお兄さん。

年上を立てつつ、年下の面倒を見ずにはいられない、兄と弟の両方がいるタイプの次男気質。

兄が上層部に煙たがられていることを知っていて、密かに色々と動いている。


テオドール・ヴィンケル(20)

ヴィンケル五兄弟四男。ゆるふわマイペースお兄さん。

くだんの飲み会に参加する直前まで、鞭持ってえげつない尋問をしてた。


クリフォード・アンダーソン(23)

くだんの飲み会の翌日、「ウォーカーは細腕ゴリラだ」とラナに語り、「ウォーカーさんに、なんてこと言うの!」と、めちゃくちゃ叱られた。解せない。






Q:登場人物の名前の由来が知りたいです。

登場人物の名前は、大体なんとなくで選んでいますが、一部は由来から選んでいます。

アイザック、シリル、ルイスあたりがそれです。

シリルの名前は、亡きお父さんがつけました。庶民として生きづらそうな由来です。

ルイスは女性にもありそうな名前なのに、戦う気満々の由来で、とても良いなぁと思います。



Q:「記憶喪失軍医〜」に登場するアンダーソンさんって、もしかして……?

クリフォードの親戚です。アンダーソン家は氷系魔術の使い手が多く、魔術師組合や研究所などにも親戚がいる、魔術師関係に顔の利く家系です。アイザックがクリフォードと繋がりがほしいと考えているのは、それも理由の一つです。

完全に余談ですが、クリフォードは親戚の子どもがすごく多いので、親戚の集まりに顔を出すたびに、ちびっ子達に小遣いをねだられます。「クリフォードおじちゃん、お小遣いちょうだーい!」「断る」



Q:シリル様とモフモフの、一方その頃的なエピソードが見たいです。

一方その頃的なエピソードで、いつも一番地味になるのがシリルです。

真面目な彼は、大抵勉強するかお仕事をしています。



Q:二大女顔のもう一人は、女装しないんですか?

モニカが「シリル様は男の人ですよ!」とワーワー言ってます。



Q:アイクはこれからどうなるんですか? 不安で夜も眠れません。

処刑されそうになっても、モリモリ飯食ってた男のメンタルを信じてください。

寒い日が続きますので、どうぞ暖かくしてお休みくださいませ。


外伝8はハイオーン侯爵家の事情編。おとぼけイタチ達も、モフッと登場。

外伝8の前に、外伝7のおまけ小話がいくつか入ります。

どうぞ、のんびりお付き合いください。

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