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おやすみ お姉ちゃん④

真・お風呂回






まだまだお姉様ごっこは続くよ〜。


「お任せ下さい、お姉様。」

「よろしくってよ。」

ボタンを外しYシャツを脱がせる。

続けて なづなが正面から抱きつく様な体勢でブラのホックを外し、腕からストラップを抜き去ると、芸術的と言っても過言ではないツンと上を向いた形の良いバストが目の前に現れた。

並行してボクがスーツのベルトを外してズボンを下ろすと、レースをふんだんに使用した肌に吸い付く様なショーツが露わになる。


おぉ…すずな姉ちゃん可愛いショーツ履いてるね?

ミルキーホワイトのレーシーなフルバック…ん?

あ、これミルキーホワイトじゃなくて、肌の色が透けてそう見えるオフホワイトだ!

うわ。可愛いじゃなくてセクシーだったよ。


トップスを脱がせ終わった なづなと一緒に、ショーツを下げる。どうやってって?勿論ズルッとなんて雑な脱がせ方なんてしませんよ?なんと言っても “お姉様ごっこ” ですからね、丁寧に丁寧に。

すずな姉ちゃんを挟む様に立ち、左右から同じ動きで掌全てでお腹に触れ、そのまま指先をショーツ上端に滑り込ませる。親指と小指がショーツの外側、中三本の指が内側になる様にし、その状態で骨盤の位置まで掌をスライドしてゆっくりと脚をなぞる様に掌ごとショーツを下げてゆく。引き下げるのではなく、上から押し下げる感じだね。…上手く伝わってるかな?

膝下まで下ろした辺りで、すずな姉ちゃんが脚を引き抜いて一歩前に出る様な形で脱衣が終了する。

こうして目の前のあると、ついつい見てしまうのだけれど見れば見る程綺麗なんだよなぁ。

きめの細かい透き通る様な肌。

しっかりと張った骨盤から流れる様な曲線を描く太腿、長くスラリとした下腿、適度に肉が乗り形の良い足首とほんのりと赤みがかった爪先。

これを ”美“ と云わずして何を “美” と云うのか?

ちょっと大袈裟?いやでも、ホントに綺麗なんだよ?


脱いだ衣服を軽く畳んでキャスターバスケットの中にしまい、浴室の扉の左右に位置し一礼して

「ごゆっくりどうぞ、お姉様。」

「ええ、ありがとう。」

ふふふ、と上品に笑ってボク達の頬を撫でる。

ごっことはいえ、ここまで徹底してるとお嬢様みたいな振る舞いがハマるなぁ。華族のお姫様みたいだ。

アコーディオンドアを開け、中に誘うポーズをとる。


「…あれ?ここまでなの?」

はい?

「え〜?一緒に入ってくれないのぉ?」

あ、そのつもりだったの?

「ママー!なづな達もお風呂入れちゃっていい?」

「入れちゃってー!」

すずな姉ちゃんがキッチンの方に向かって大声で質問したら、大声で答えが返って来た。

()()()()()()、って。赤ちゃん扱い?!

「と、言うわけで。」

なづなに向き直ったかと思ったら、ズバッ!

次の瞬間にボクの目に写ったのは、パンツ一丁でバンザイしてる なづなの姿だった。何が起こった?!

あ。いや、わかる。一瞬でロングTシャツを引っこ抜いたんだ。理解が追い付かなかっただけで。

「ひゃあ?!」

ちょっと遅れて なづなの悲鳴が聞こえた。

…と思ったのと同時に、視界の中を下から上に向かって何かが通って行った。

え?何?何された?自分の状態を把握するのに、どのくらいの時間を要したのかわからないけれど、この瞬間(とき)のボクは相当間抜けな顔してたんじゃないかなぁ?

…ボクもバンザイ状態で固まってたよ。

数瞬の後、Tシャツを脱がされた事は理解出来た。

理解は出来ても驚きは隠せない。

「ぅひゃあ?!」


「ほら、さっさと脱ぎな。それとも姉ちゃんが脱がしてあげようか?」

ボク達のTシャツをバスケットに放り込みながら、なんか恐ろしい事を言ってるんですけれど。

ここで行動しなかったら…数秒後には天地逆さまになって床に転がっている自分の姿が容易に想像出来る。

「じ、自分で出来るよ?!」

「そぅ?残念。」

残念がらないで?!

「先に入ってるわよ〜。」

「うん、すぐ行く。」

髪を纏めながら浴室に入ってゆく すずな姉ちゃんを見送って、ボク達は顔を見合わせた。

「なんか…すずな姉ちゃん、また綺麗になってない?どこがって言われてもわかんないけれど…。」

「…私も思った。どこがって言うより、こう…全体的に?」

全体的に。確かにそんな感じだよね。

「お〜い、まだかーい?」

「はいは〜い、今行きますよ〜。」

脱いだ下着をバスケットに入れて浴室に入ると、すずな姉ちゃんが体を洗い始めたところだった。

ボクもかけ湯をして体を洗…おうと思ったんだけれど、いくら広いといっても3人いっぺんに洗い場に居ると、少し窮屈かな?

まぁ洗うんだけれど。


なづなは いつも頭から洗う。

癖、というか習慣、ルーティンみたいなものらしい。

すずな姉ちゃんは左腕から、ボクは右手から。

頭からじゃないのは単に髪が長いので。日によって洗ったり洗わなかったりするからだね。

そういえば、すずな姉ちゃんは身体を洗う時タオルとかアカスリの様な物をあまり使わない。

よーく泡立てたソープを肌の上で転がす様に洗うんだって。掌で。見てるとどんどん泡の塊になっていくのが、とても面白い。

ボクが洗い終えても2人はまだ洗っている。

2人に言わせると、ボクは洗い方が荒いらしい。

いや洒落じゃなくてね?

もっと丁寧に洗えってよく言われるんだ。

自分ではちゃんと洗っているつもりなんだけどなぁ…


さて、どうしたものか。先に湯船に入るのもなぁ…最初はすずな姉ちゃんに入ってもらいたいし…そだ、お姉様ごっこの続き、しようか?

「なづな、ちょっとごめんね。」

「うん?大丈夫だよ〜。」

なづなの前を通り過ぎてすずな姉ちゃんの前に座る。

「すずな姉ちゃん。」

「ん?」

正座した自分の膝をポンと叩き、足を寄越せとアピールする。すずな姉ちゃんも理解(わか)ったらしく、ひょいと足を持ち上げた。その足を手に取ってボクの膝の上に乗せ、た〜っぷりと泡立てたソープで手揉み洗い〜。いかがですか、お姉様?

前に教わった通り、肌には直接触れず泡を転がす様に、さわさわ〜っと。

けれど すずな姉ちゃんったら、脛や脹脛(ふくらはぎ)の時は何ともなかったのに足首から下になった途端、くすぐったがり始めたんだよね。

「ちょっと、足、引っ込めようとしない!」

「ご、ごめん!けど、これ!人にやってもらうと、なんか、こそばゆい!」

いひひ、ウヘヘ。

ほらぁ、変な声出さない!

いやでも、直接触れてないのにくすぐったいって。

指の股とかね、足の裏とかに触れてるんなら兎も角、足の甲を泡で、だからね?

いくらなんでも過敏過ぎじゃないですかね?

「暴れちゃ危ない、よ?」

後ろに倒れかけた すずな姉ちゃんを なづなが背中から

抱き留める形で支えているんだけれど、すずな姉ちゃんはバスチェアに座っている上に なづなは床に膝立ちだ。

前からみると、後ろに居る なづなの顔が半分程隠れて見え、且つお腹に回した手のせいで、まるで恋人を後ろから抱きしめるシーンみたい。そうそう、さっき見たGL小説の挿絵が丁度こんな感じだったね。

学園もので、上級生のお姉さまのお家に初めてお泊まりする話に、こんなシーンがあったっけ。


「あ〜…極楽〜… 」

「なんかお年寄りみたいだよ?」

「え〜…でも、ホントに気持ちいいんだって… 」

ジャグジーで全身マッサージ中の すずな姉ちゃんが、

温泉に浸かったカピバラみたいに見えてちょっと可愛い。ボク達は浴槽の(へり)に腰掛けて足湯状態。すずな姉ちゃんに付き合って全身浸かってたらのぼせちゃいそうなんだもん。


「カピバラと同列かぁ〜…今はどうでもいいかなぁ…気持ちいいしぃ〜… 」

「汗かいたって、そんなに大変だった、の?」

「力仕事でもした?」

「ん〜?あ〜…教科書の話、聞いた?」

あ、その事聞こうと思ってたんだっけ。すっかり忘れてたよ。

「業者さんがトラブったって聞いたけど、それ?」

「そう、それそれ。」

「実は、学校来る途中で事故っちゃったのよ。」

は?自動車事故?大丈夫だったの?いや、大丈夫じゃなかったから届かなかったんだろうけど?

明之星の車(ウチのワゴン)で受け取りに行ったんだけどさぁ…積み切れなくて往復したのよ。」

学校の車って、体育館の所に停まってたあれかな?

「そ、流石に教科書の束は重かったわ…。」

あ〜、なるほどね。それはお疲れ様でした。

「もっと労って〜… 」

流石すずな姉ちゃん、頑張ったねぇ。すずな姉ちゃんのお陰で明日は教科書配布出来るね。みんな感謝感激だよ。すずな姉ちゃんが居なかったら今年は教科書なしだったかもしれないね。すずな姉ちゃんは明之星の救世主だね!

「それは嘘だ。」

ですよねー。でも頑張ってくれたんだもんね。

なづなと目配せして湯船に滑り込み、すずな姉ちゃんの腕を取ってパパ直伝手のひらマッサージ。

掌のツボを押したり伸ばしたり。ぎゅっぎゅもみもみ

へへ、これはちょっと自信あるんだ。

どうですか、お姉様?

「あ、あ、いい。お〜…あ〜… ん、ぁ。」

お、うっとりしてますね?

そうでしょう、そうでしょう。

温まりながらのマッサージは効くからね。

手のひら、指先のマッサージはリラックス効果と脳の活性化の両方の効果があるんだよ。

受け売りなんだけれど。

すずな姉ちゃん、気持ち良さそうだし…。


うんとサービスしちゃおうか。










私の品性が足りない所為で、如何にもエッチな方向に話や描写が流れてしまい、修正に修正を重ね、結局半分以上書き直す羽目になりました…。


おかげで1日投稿が遅れてしまいました…

すいませんです。

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