表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
217/247

ほわいどんちゅーだんす④

投稿日の予約設定を間違えていました…

本来なら2日01:00のつもりだったのですが…この際なので、今月は奇数日の投稿とさせて頂く事に致しました。


よろしくお願い申し上げます。


「……あの…? せりさん? 」


じぃ~~~~~…


「あの? 」


じぃ~~~~~…


「せ、せりさん? 」


ん? あ、ごめん。呼んだ? なに?


「いえ、その…あまり見られていると、着替えづらいんですけど…。」


え、ああ、つい…って今更?

今迄だって散々みんなで一緒に着替えしてたじゃない? いやまぁ確かに? 他人にジッと見られながらというのはないかもしれないけれど…同性なんだし、これから先だって修学旅行とか林間学校やら臨海学校やらって、こんな機会は山ほどあると思うんだよね。そりゃあボクだって進んで見せびらかす様な事はしないけれども、こういう少人数の時はね、さほど気にしないというか、気にするだけ損というか?

それにほら凛蘭さんってスタイル良いし、それほど恥ずかしがる様な事なんてないと思うんだけれどなぁ。


「…え? そんな… 」


凛蘭さんってさ、自分は体大きいとか太ってるとかって思ってるでしょ? それたぶん勘違いだからね? 服を着た時の印象で思い込んじゃってるだけなんじゃないかって思うんだよ。あぁ、いや背が高めなのはまぁその通りなのだけれど…『年齢に比して』だから、それほど気にする事ではないはず。

なんと言っても“出る所が出ている”から、脱いだ時のシルエットが綺麗。


「…つまりね、胸で服が持ち上がって()()()()()()()()()とか、そういうのが原因で体型を誤認してるって事。 」


うん、そうそう。

流石 なづな。

まさにそんな感じだね。

原因はもうちょっと色々あるんだろうけれど、その辺りが主じゃないかな?

他には、そうだな…下着が()()()()()()()()()()()()とか…? と言っても、ボクも知識として持っているだけで、しっかり理解している訳じゃないからなぁ…詳しく人に聞くのが一番だと思う。専門店の店員さんとかね。


「ほほぅ? 自分は行こうとしないのに? 」


…っうぐっ…!

い、いいでしょボクの事は!

装飾の付いているのよりもシンプルで機能優先の方が好みなんだから仕方ないじゃん! ちょっ…! ニヤニヤしないでくれる?!


理解(わか)ってるよう。せりは着けるより眺める方が好きだもんね。」


だから、そういう誤解を招く言い方はやめて?!

凛蘭さん、違うんだよ!間違ってはいないけれど違うんだよ!


……こほん。


とまぁ…人から言われてもなかなか納得は出来ないと思うので、今日はたっぷりと有酸素運動をしていけば良いんじゃないかな。食事を抜くなんて不健康な事は辞めて、ちゃんと食べてしっかり身体を動かす。健康的なダイエットはやっぱり基礎代謝を上げる事だからね。無理のない運動で汗をかくのが一番の近道だよ。今の凛蘭さんにダイエットが必要か不必要かは置いといて、ね。

なづなも そう考えたから誘ったのだろうし。


「誤魔化した。」


はい、そこ。

ツッコミ入れないで?


「まぁ少し運動するつもりで大丈夫だよ。…私達はそういう訳にはいかなそうだけど…。」


…ですよね。


「さて、と。せり、準備は? 」


ん。大丈夫、ばっちり。

…と言っても、パーカーとショートパンツを脱いでダンス用のシューズを履いただけなのだが…要するに最初から直ぐ練習出来る服装だった訳ですね。もちろん帰る時用に全取っ替えの着替えを持って来ているので、帰宅時の問題も無し。


「凛蘭さん、先に出てるから、終わったら来てね。出て直ぐの所に居るから。」


「は、はい。」


なづなは凛蘭さんに向かってにこりと笑い、ボクの方に向いて表情を引き締め、ぼそりと囁く。


「先生が来る前に入念にストレッチしておこう…なんかやな予感がする。」


いっ?!

ちょっと、やな予感って…やめてよ怖いじゃない!当たったらどうすんの?!


「当たってもいいように準備するんだってば。」


うえぇ…

やな予感…やな予感かぁ…。

ステップを延々とか…いや、そんなんだったらボクにとっては大した事ないな…なんたって持久力は人一倍あるつもりだからね。これだけは自慢しても良いかなって思うくらいには自信あるもん。

とすると…ひたすら踊らされてダメ出しされ続ける、とか? 自分で下手だとわかっていても、『下手』って言われるのは精神にくるからなぁ…うぅ…。

だが!それは仕方ない。先生方から見れば下手には違いないのだ。奥さん先生にもアップしておけと言われているんだから、準備だけはしておかなければ。


フロアでステップの練習をしている人達の邪魔にならない様に、更衣室の傍で2人でストレッチを始める。最初は肩、そして腰、脚の後ろ側と順番に解してゆく。

次は床にペタリと座って開脚前屈。

うん。まだ余裕で出来るね。

なづな なんか、そこから更に腕力とバランスだけで身体を持ち上げて前方倒立回転とかするんだよ?

こんなの練習してるの見た事ないから…今ぶっつけでやってみたんじゃないかな? … 凄いな?

…ふぅむ…今度真似してみよう…。

今? いや、今はいいよ。

失敗したら恥ずかしいじゃない。

今度ね、今度。


「せり、お腹。」


お腹?

ああ、腹筋のストレッチね。

りょーかい。

背中合わせで背伸びをしてお互いバンザイのポーズで相手の手首を掴み、自分の背中に乗せる。で、20秒キープ。

グーッとお腹が伸びていくのがわかる。

あ〜…これ意外と気持ちいいんだよねぇ。


「……よし。あったまってきた。」


うん。かなり解れたし、暖機も充分。

どんな練習が来ても大丈夫。


だと思う。


…お手柔らかに願いたいなぁ…。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ