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えぴそーどおぶおーでぃなりー⑤

また短いです。







今日も今日とて、新歓祭の素材集めであちこち回っています。あ、因みに被写体になる子は昨日とは別の子達。なるべく被らない様に、連続して同じ子が画面に居るのを避けようという配慮ですね。

あと部活や委員会活動がある子達は、休み時間などを利用してスチール撮影しました。

普通に過ごしている彼女達の姿をこっそりと切り取った物なので、とても自然で良い笑顔ですね。

え?盗撮じゃないかって?

失敬な。

ちゃんと事前告知してるもん。

了解も得てるもん。

撮る瞬間、又は撮影後まで黙ってるだけで。

撮った後に本人にも確認してもらってるし、何も問題はない!ふんす!

まぁ、この写真どアップでスクリーンに映し出されるよと言ったら、えらく狼狽してたけれど。まぁ我慢してちょうだいな。


あ、そうそう。

図書室の撮影の件ね、満さんに話したら休み時間にすっ飛んで行ってあっという間に許可取って来てくれたよ。後で書類は出す様にって言われたみたいだけれど騒がなければ何時でもどうぞ、だそうだ。

有り難い事で。

講堂の使用許可も内々にはOKが出ているけれど、こっちはキチンと書類を提出しなければならない。

という訳で、現在ボクが申請書に記入中です。ひとりで教室に残って。


「使用目的、新入生歓迎会に於ける上映作品制作の為、と…期間…期間?!え?え〜…と?…後回し!次、使用スペース…?え〜…決めてないよぅ…全部、かなぁ?あ、いや、バックヤードとか控室は要らないか。じゃあロビーと… 」


何気に記入項目が面倒臭い!

日付?あ、日時指定もしないといけないのか。

うぅん…今日明日って訳にはいかないし、日曜にわざわざ集合かけるのも無理だよなぁ…実力テストの後…月曜日の午後…いや週の半ばくらいの方が良いのかな?いや、まてまて動画編集の時間だってあるんだからあまり遅いのは良くないんじゃないか?なんたって新歓祭は来週末。あと1週間しかないんだから早め早めで進めた方が…あぁでも皆の予定を確認しないで下手に時間を決めちゃうと参加できない子が出ちゃうんじゃないんだろうか?

講堂と校庭はクラス全員で撮影したいっていうのもリクエストにあったしなぁ…。極力みんなが一緒にいる事の出来る時間…そうするとやっぱり月曜日の実力テスト直後だよね。その日は部活動もないから午後一で終了だから予め言っておけば全員で撮影出来る…はず。


使用希望日時はテスト後の午後…で決まりかな。連絡しておかないと予定入れちゃう子もいるだろうし、今送っておこう。


「えっと、『講堂の使用許可を実力テスト後の放課後に取りたいと思います…講堂の撮影には全員に参加していただきたいのですが、ご都合はいかがでしょうか?』…と。」


ぽちぽちとスマホを操作してクラスの皆に一斉送信。


ブブブ ブブブ ブブブ


うお?!着信?誰から!?

画面を開くとクラスメイト達からの返信があった。

なになに、『放課後は予定ないから大丈夫 赤池』

お。香澄さんは大丈夫なんだ、よしよし。


ブブブ ブブブ ブブブ


お、今度は桂ちゃんだ。『OK!』ん、シンプル。


ブブブ ブブブ ブブブ


おお?


ブブブ ブブブ ブブブ

ブブブ ブブブ ブブブ ブブブ ブブブ ブブブ

ブブブ ブブブ ブブブ ブブブ ブブブ ブブブ ブブブ ブブブ ブブブ


おおお?!

スッゴイ勢いで返事が来るな?!いや有り難いのだけれど!

小梅さんにエリカさんに、沙羅さん皐月さん、椿さんに…皆レスポンスいいなぁ。

…結局みんなの返事は全てOK。いやぁホント協力的でありがたいですね!

って事で申請日時は月曜日の午後、使用時間は余裕をみて2時間程度、と。

決まってしまえば書類の作成はサクサクと進み、校内で許可の必要そうな所の許可申請書類は粗方書き終えた。後は職員室に提出に行くだけだし…どうせなら出して来ちゃった方が良いかな?それとも彩葵子さんに任せた方が良いのか、はたまた一緒に行った方が良いのか…。


…迷ったら相談。うん。

撮影中だったら電話は迷惑だろうし…メールにするか。


「書類作成しました。職員室に提出しに行こうと思いますが、宜しいですか?…と。送信。」


ブブッブブッブブッブブッ


はやっ!?っていうか電話?彩葵子さんから?


「はい、もしもし?」


「ああ、せりさん?職員室行くなら私も行くから一緒に行きましょう。今特別棟の三階にいるから職員室の前で落ち合うのでどうかしら?たぶん私の方が早く着くから先に行って待ってるわ。じゃね。」


え、あ、はい。

何か言う前に全部決められちゃったよ。いや良いんだけれど。

まあ彩葵子さん的には決まっちゃったみたいだし、特に反対する理由もないし、彩葵子はこういうの慣れてるっぽいから安心感もある。なにより一人で行くよりは心強いしね。有り難く申し出を受けるとしましょう。


作成した書類の束を抱え、教室を出て職員室へ向かう。

ボク達の教室のある階には渡り廊下がないので一つ下の階か一つ上の階に行かなければならないが、職員室は二階にあるので降りるのが普通ですね。

正確にはボク達の教室のすぐ側に渡り廊下はあるんだ。ただ壁で囲まれた所謂(いわゆる)“連絡通路”ではなく、連絡通路の屋根の上にある吹曝しの橋みたいなものなんだよね。それでも使えれば便利なのだけれど…数年前にちょっとした事故があってね、現在は施錠されていて使用禁止になっているんだって。確かに渡り廊下の扉が開いてるの見た事ないもんね。


っと、また話が逸れた。

職員室前に着くと彩葵子さんは既に到着していて、今日の成果をスマホで確認中だった。


「ごめん、待った?」


「いいえ、今来たところよ。」


「…… 」


「なに?どうしたの?」


「いや、なんか、デートの待ち合わせみたいな会話だったなぁ…と、思って。」


「っな…!何言ってるのよ、そ、それより書類!書類ちょっと見せてくれる?」


ボクの言葉に、ふわっと顔を赤くして若干しどろもどろになる彩葵子さん。

あらやだ可愛い。


「…うん…大丈夫そうね。たぶん直に許可が下りるわ。」


おっし。OK!では提出に参りましょう。









明朝以降加筆予定


AM 11:45投稿をもって本日終了。

毎度ご迷惑をおかけします。

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