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三章 第13話 特産品

「ん、準備完了」


 屋敷の厨房に立った俺は腕まくりをし、踏み台替わりの木箱の上で頷いた。目の前の調理台には砂糖を始めとするいくつもの材料と、そして「災いの果樹園」に生る不思議な果実が山積みにされている。

「災いの果樹園」での訓練が始まって以降、順調に俺たちはダンジョンの浅い層を攻略していた。今日はそんな訓練の合間の休日なのだが、俺にとってはある意味今日こそ仕事の日である。といっても消去法的にやることがこれ以外なかっただけなのだが。

 冒険者業は明日までお休みで、リオリー魔法店の商品開発も試行錯誤の結果一定の完成を見たのでとりあえずお仕舞。鍛錬も朝から昼までで終わらせ、課題も今は特にない。トレイスの勉強を見てあげる約束があるがそれも夕飯の後の予定だ。本当ならミアのところへ行って話をしたいのだが、今の俺は天界へ入れない。

 トレイスに加護を与えるため『技術神』の封印を一時的に解いた副作用は最初よりずいぶんと落ち着きを見せている。出血はしなくなったし、筋肉痛が長引くのも大分マシになってきた。睡魔はというと相変わらず唐突で、しかもひどく強さにバラつきがあるが……こればかりはしかたない。

 とまあ、そんなわけで手が空いてしまった俺は最後に残った仕事に着手することにしたのである。それすなわち我が家の収入増加作戦。


「お嬢様、本当にお手伝いしなくてもよろしいのですかな?」


 厨房の主である料理人イオが心配そうな目で尋ねてくるが、俺は本当にわずかな微笑を浮かべて頷く。これでも冒険者としてナイフは最低限扱えるし、生前に師匠から料理は徹底的に叩きこまれたのだ。

 さて、何故収入を増やすために厨房にいるのかというと、それは食こそ最も強力な求心力を持つ商材であるからだ。異論は認めない。

 なにせ食事は身分の上下や種族に関係なく誰もが似たような需要を持っている。貴族は盗賊の洞窟暮らしやボロ布のような服には憧れないが、彼等の食べる新鮮な肉には興味を示す。奴隷はどこでも寝られるし何だって身にまとうが、食べ物だけはまともでないと直ぐに死ぬ。たまさか儲けた冒険者が少し贅沢をしようと思えば、手を伸ばすのは高い酒や美味い飯だ。

 そんなあらゆる人があらゆる理由で欲する食において、貧乏な冒険者から裕福な貴族まで誰でも手に入る美味しい物があればどうだろうか?もちろん需要は服や家や武器の比ではないだろう。それをベースに、貴族向けのマイナーチェンジ版を出せばどうかか?もちろん特別が大好きな連中は飛びつく。料理なら本当に僅かな手間で大きく違うものが作れるのだから、ぼろ儲け間違いなしだ。

 ふふふ、金の煌めきが見えるようだ……と、まずい。うっかり資金に困り果てていたころの自分に戻りかけていた。


「お、お嬢様?」


「なんでもない」


 昔は本当にお金がなくて困ったものだ。

 技術以外に頓着しない気質ではあるが、やはり飯は好きだしそれなりに良い着物も着たいし快適な家で寝たい。多少は女も抱いていたし、なにより刀や魔導具の試作には馬鹿みたいに資金がかかった。とにかく、楽しく生きるのには金がかかる。そんなおり、俺たちの財布を潤してくれたのは師匠のアイデアで開発した例のリハイドレーター、別名スポドリである。

 あの頃は師匠の受け売りに従っていろいろな料理を作っては売りさばいて儲けていた。元奴隷には働いた分だけどんどん金が手に入る状況は毒だったよ、本当に。

 まあ、阿漕なことはしないでおこうとの戒めだけ胸に刻んで、懐古そのものはおいておくとしよう。


「アクセラちゃん、トレイスくんつれてきたよ」


 俺がようやく現実に帰ってきたのは、私服のワンピースを身にまとったエレナが厨房へと入ってくるのと同じタイミングだった。彼女の右手は我が弟の手をしっかりと握っている。用件も知らされないまま連れてこられたトレイスは、しかしとても楽しそうだ。なんでも楽しいお年頃なのだろう。特に厨房なんて彼は滅多に入る機会がないだろうし。


「トレイス様まで……本当にお手伝いはいいのですかな?」


「ん、まかせて」


 考えてみればこの家の使用人は本当に主家との距離が近いな。他の家なら断固手伝うと言い張るか、最悪俺たちには指示以外何もさせてもらえないのではないだろうか。


「エレナお姉ちゃん、何するの?」


「わたしもまだ聞いてないんだよね。アクセラちゃん?」


「今から飲み物を作る」


「「飲み物?」」


「ん、リハイドレーター」


「それってギルドで売ってるのだよね。作ってどうするの?」


 それくらい買えばいいじゃないか、という疑問がエレナの言葉には込められている。


「ただのリハイドレーターじゃない。「災いの果樹園」の実を使ったオルクス伯爵領版」


「おいしそうだね、お姉ちゃん!」


 トレイスには何度かお土産としてあの実を持って帰っている。回復して以来なんでも美味しそうに食べる弟だが、とりわけ果物が好物らしい。


「たしかにそれ美味しそう……でもなんでまた?」


「もしちゃんと美味しければ量産する」


「量産、てことは売るの?」


「ん」


「災いの果樹園」に生える植物もあれでダンジョンの構成要素、1日もあれば採った実はまた生るらしい。しかも魔物がほとんど出ない層でも大量に取れる。採取を低ランクの冒険者に対して常駐クエストで出せばそこそこの費用で十分賄える量が集められるだろう。


「販路はギルドに委託。あるいはギルドが生産を委託している扱いでもいい」


 ギルドが販売を担当するというのが外聞的によろしくないのであれば、ギルド商店の数打ち武具や薬品と同じくうちが請け負って納入しているという体裁をとってもかまわない。うちとしては副業で名を上げたいわけでもないので、お金さえ手に入ればそれでいいのだから。


「その方がいいかも。あんまり貴族の副業って良い顔されないらしいし」


 エレナが苦笑気味にそう教えてくれる。なぜか視界の端でイオが身をこわばらせた気がした。


「イオ?」


「な、なんでもございませんぞ!ああ、夕飯の仕込みをしようと思っていたのでした!あちらの方に居りますので、ご用の際には!」


 真っ白の衣装を押し上げる豊かな腹をゆさゆさと揺らしながらイオは厨房の反対側へと逃走してしまった。


「……怪しい」


「ん、でも今はこっち」


「むぅ、そうだね」


 というわけで俺たちは早速作業に入った。


「まずこの布で絞って、果汁だけをこのボウルに集める。トレイス、お願い」


「このふくろに入れてギューってすればいいの?」


「ん」


「わかった!」


 トレイスには色ごとに仕分けされた大量の実と煮沸した麻布の袋を渡す。皮はさすがに舌触りが悪いのでその豊富な果汁だけを利用させてもらうことにした。


「私が基本の液は作る。エレナは冷却と味見して」


「はーい」


 今ギルドで作られているレシピは俺と師匠が作ったオリジナルとは少し違う。おそらく作られ始めてから半世紀以上たったことでもっと需要に合った味になったのだろう。そこらへんをカレムあたりに尋ねるのも一興だが、とりあえず新商品のベースは現代版で行くとしよう。味はほぼ完ぺきに再現できる自信がある。なにせオリジナルを師匠と失敗しつつ調整していたのだから。


「材料は砂糖と塩とエピデントグライト」


「エピデントグライト……色んなミネラルの入った石だっけ?」


「ん。ほんの少しだけ入れると体にいい。入れすぎると病気になるけど」


 大陸のどこでも手に入るこの白緑の結晶体はカリウムやマグネシウムなどのごく微量必要なミネラルが固まった物で緑塩とも呼ばれ、安価でやや不味い塩の代替物としても使われる。ナトリウムではないので同じ感覚で使用すると食えたものじゃない味になるし、なにより体によろしくないが。


「普通はレモン果汁もいれる。でもとりあえず実だけでしてみたい」


「そうだね。じゃあまずはこのボウル1杯分?」


「ん」


 冷却は魔法でするにして、使う水はさすがに普通の水道水だ。そこに暗記している量に勘で調整を加えた材料を入れ、片手をボウルに当てながらゆっくりかき混ぜる。当てている手はごくごく微弱な火魔法でボウルを温めているのだ。


「……ん、こんな味」


 レモンが入っていない分締まりがなくてやや不味いが、それでも1発で現代版リハイドレーターの味を引き当てた。しっかり記憶しておく。

 次は人肌より少し暖かいくらいのボウルをエレナに渡して冷やしてもらう。そしてトレイスが頑張って絞った黄色の実の果汁を少しコップに入れて、その上から冷えたリハイドレーターを注ぐ。


「飲んでみよ」


 量を作っても勿体ないので少し行儀は悪いが1杯のそれを回し飲みする。

 味は……あ、意外と美味しいな。


「甘さはしっかりしてるけどスッキリしてて美味しいね!」


「もうちょっと砂糖減らしてもいいかも?」


「お花のにおいがする……?」


 黄色い実はさっぱりした甘さと花のような柔らかな香りだ。あの日トーザックに食べさせてもらってからずっと思っていたのだ、この味は飲み物にすれば売れると。


「レモン足してみる?」


「試してみようか」


 レモン果汁を足してみると、砂糖を減らさなくてもいい塩梅の甘さにおちついた。これはレモンなしで甘さを控えた物と、甘さを押さえずレモンで調整した物の2つを作ってアンケートを取った方がよさそうだな。


「とりあえずこれ基準で」


「うん、それがいいと思うよ」


 今日用意しているのは甘みが強い赤、薄荷のような清涼感のある青、酸味と甘みがどちらも濃い解毒の紫、それからオレンジのような苦みを含んだ香りのよい白だ。食用と言っていい実の中で飲み物に適しそうなやつは一応全部持ってきたつもりである。


「手早くしないと夕飯に支障が出そう」


「なにも今日完成させなくても……」


「だめ。明日からまた忙しい」


「あ、そうか」


 こんなふうにやることがいよいよない日など滅多に来ないのだ。できるだけ今日のうちに完成させて責任者であるビクターの首を縦に振らせたい。そこまで持っていけばあとのことは彼に任せられるのだから。


「赤いのおわったよ。手がべとべとする」


 黄色より遥かに甘い赤色の実を絞った結果トレイスの手も麻布の袋もべとべとになってしまった。あらかじめ用意して置いた絞りタオルで手はささっと拭いてあげるが、麻布の方はどうにもならないので新しいやつを取り出す。こんなこともあろうかと、煮沸する工程まで済ませた袋を5枚用意してあるのだ。

 ちなみにその赤い実、エレナに冷やしてもらっていたリハイドレーターで果汁を割ってみたところ甘すぎた。


「調整とか、そういう問題じゃないくらい甘いね……」


「ジュースとしてはちょっと無理。あえて言うなら蜜」


「お姉ちゃん、これノドにからんでのみにくいよ」


 果物として齧ったときはそこまでとも思わなかったが、果汁だけになるとこれはもう蜜の領域だ。捨てるのももったいないので横に避けておく。

 そんな調子で順々に試飲と調整を繰り返していった結果、いくつかのサンプルが出来上がった。砂糖控えめの黄色とレモン入りの黄色は当然として、使い道がないと思った赤を砂糖なしで青い実と組み合わせた物など合計8種類。赤と青以外にもいくつか意外な組み合わせが見つかったり、逆に行けると思っていたものがさっぱり美味しくなかったりと波乱の展開を経て揃ったサンプル群だ。


「屋敷の皆に飲み比べてもらう?」


「ん、手が空いてる人から来てもらお」


 さすがに8種類もの液体を夏場の水売りの如く担いで屋敷中歩き回るわけにもいかない。

 ……水売りも領都くらいになると見かけないな。昔は安価な飲み物を入れた樽を背負ってコップ1杯いくらで売り歩く奴がいたんだが。

 なんだかふとそんなことを思いだして少しだけ懐かしい気分になった。


 ~★~


 まったく、我らのお姫様方には驚かされる。多彩なのは家宰としては嬉しいが……。

 ある日の夕方前、お嬢様とエレナが執務室にやってきて頼みがあると言うからなにごとかと行ってみれば……なんとまあ、厨房を使っていくつもの飲み物を作っていた。

 2人とも魔導具の核やら諸パーツを分解して組み替えれるのだから、当然手先は器用な方だ。冒険者としても素晴らしい才覚を持っていると先日起きた問題の処理で顔を合わせたマザー・ドウェイラも言っていた。賢者レメナも彼女たちの魔法の才能には太鼓判を押したし、妻のラナもその勉強を見ていた頃はしきりに天才的だと褒めちぎっていた。誰も彼も彼女たちが変に増長しないようあまり大々的な褒め方はしないが、実際は絶賛もいいところなのだ。

 そんな彼女たちが今度は何か食べ物を開発している。今度は一体何をしているのかと、期待半分気苦労半分の心で話を聞いてみた。すると案の定気苦労の方が勝ちそうな話だった。なにせそれを大量生産してギルドと提携し販売したいと言うのだから。

 いや、いいことだ。お金が必要なのは本当だし、小さいなりに領主一族として領地を繁栄させようと努力してくれる姿は、高名な画家に100枚単位で描かせてあちこちの貴族の口へとねじ込んでやりたいくらい立派だ。


「にしても限度が……」


 新規開店予定の魔法店で商品開発を担当し、冒険者ギルドで期待の新人として順調に下積みを行い、身内とはいえ他人に魔法の授業を行い、あげく領地の名産品開発にまで手を出す子供がどこにいるのか。どれか1つか2つならまだしも、全てオールインワンである。それも責任ある当主でも生き残りに必死な次男以下でもない、長女が。おまけにまだ9歳である。

 ……9歳であってるはずだ。あってるよね?

 時々親である自分ですら彼女たちの年齢を錯覚してしまう。言葉を覚えるのも魔法を覚えるのも早かったが、考え方の成熟具合や見聞きしたものを吸収していくスピードを始めあらゆるものがもはや大人一歩手前に思えるのだ。


「ああ、これは美味しいね。酸っぱいのは苦手なんだけれど、これくらいあっさりしてると飲みやすいな」


 求められるがままに素直な感想を伝えながら、私は頭を回転させる。これを商品として提供したらマザー・ドウェイラは話に乗って来るだろうか?材料を集める費用と制作に必要な人員を考えた場合の値段はいくらが最適だ?売るにしても材料の与える印象はどうだろう?安定供給を図るならどこまで先行投資をすべきかな?先行投資分を回収しきるまでの不安定さをカバーするだけのものはこの伯爵家に残っているか?


「うん、2人ともいいと思うよ。マザー・ドウェイラにちょっと掛け合ってみよう」


 8種類の感想を言い終えるころには全てのクエスチョンに暫定的なアンサーが提示される。マザーはおそらく乗ってくる。値段と安定供給は常駐依頼と先日領内で起きた魔物被害の難民雇用でなんとかなる。冒険者の間でも「災いの果樹園」の果実はわりと有名なものらしいし、扱う場所の関係上貴族の目は気にしなくていいから印象も問題ない。先行投資だって難民の救済策と併用すれば正規の予算でほとんど賄える。

 どこまで考慮して動いているのかはわからないが、なんにせよ末恐ろしい2人だ。なにせ私の計算通りに売り上げが伸びればこれはこの屋敷にとって大きな財源となる。飲み物だけのことではない。ダンジョンにより多くの冒険者が入れば当然食料も装備のメンテナンスも必要になり、ケイサルでそれらの需要を満たそうという話になるだろう。領内の金銭が前よりもしっかり循環することになるわけだ。


「あとで最終的に持っていく分のサンプルとレシピを持ってきてもらえるかな?」


「ん、まかせて」


「ありがとう。本当にお嬢様とエレナには助けられてばっかりだよ」


「えへへー」


「きにしないでいい。私も皆に助けられてる」


 お嬢様はまるで酸いも甘いも噛み分けた賢者のような落ち着きを見せる。そんなとき、私は彼女が実は私たちの思惑を遥かに超越した何かであるかのような錯覚を抱く。

 もしそうなら今私やラナがしているのは愚かな行いに他ならないのだろうけどね……。

 そう割り切れるほど私は悔いのない人生を送ってきたわけではない。


「あ、多くても3つに絞ってね」


 脳とは関係なく口が忘れそうになっていた注意事項を付け加える。どれだけ良い選択肢がたくさんあろうとも、絞っておかなければどの可能性も共倒れだ。

 飲み物のことだけではない。彼女たちの将来でさえ、たとえ除外した方に最善があったとしても、次善か次々善くらいが手元のカードに残るなら……。


「ん、そうしたほうがいい」


「……あ、ああ」


 一瞬口が言った言葉に対してではなく、頭が思っていたことに返事を返されたのかと思ってしまった。そんなわけはないのに……自分で思っている以上に私は思い詰めているのかもしれない。

 ああ、王都に隕石でも落ちないかなぁ。

 そんな子供じみた想像が脳裏をかすめる。

 やっぱり疲れてるんだな……。


 ~★~


 後日、ケイサル支部から「災いの果樹園」で取れた果実を香りづけに使用したリハイドレーターが3種類発売となった。ビクターとアクセラの予想通りダンジョンの植物に忌避感を持たない冒険者や、珍しい物につられやすい金持ちを中心に大ヒットを記録。ケイサルの一大名産品となる。

 甘さ控えめで花のような香りのするイエロー、薄荷のような爽快感としっかりした甘さのブルー、甘酸っぱさに僅かな苦みがアクセントとなるホワイト、そして元祖プレーンの4種類はその後も末永く愛され、どれが1番美味しいかとリハイドレーターファンの間で論争の的となるのであった。

~予告~

アクセラ=ラナ、この少女が後にどれほど大きな存在となるか。

今のビクターには知る由もなかった・・・。

次回、カウント・ダウン・アゲイン


アクセラ 「この美少女が、じゃないんだ」

テナス 「元ネタわからないと自分でナニ言ってるんだってかんじですよ?」

ミア 「ときどき分かるわけのないネタ混ぜとるしな」

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