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第912話 帰りに・・・

帰りの途についた私たちに遭遇したのは・・・


「ん?

典型的な海賊船にゃ。」


ナキが、言った。


「まったく・・・

興味深い遺跡を見てきたのに、気分に水を差さないで欲しいなあ・・・」


ジョルジュが、艦橋のモニター画面を見た。


「イチジクの紋章・・・

ユニィ殿下と、二度やりあってる海賊だね・・・

懲りないなあ・・・」


「フン!

母様にコテンパンにされながら、まだ・・・」


ライティアが、憤慨する。


そこで遭遇したのは、なんと・・・


「キャプテンイチジク」の「ムカカ号」だったのだ。


「ナキ・・・

相手に繋いで。」


「にゃ・・・」


私の指示を渋々と聞き、ナキは通信を繋ぐ。



「積み荷を・・・って・・・

まさか・・・

お前は・・・

あの「猫の姫」の母親か!?」


モニター画面に大写しになった、キャプテンイチジクは顔面蒼白になっていた。


「いかにも。

その節は・・・」


私は、目を細めた。


「猫」さながらに・・・


「娘が大変お世話になりました。」


「っ・・・!

「お世話になりました。」って顔じゃないぞ!」


ツッコむキャプテンイチジク。


「女王として、「最大限の返礼」を返さなければなりませんね。

私は、キティルハルム女王ミリアリア・イスレ・キティルハルム。

全力でお相手致します。」


「う・・・

うわあ!」


狼狽する、キャプテンイチジク。


「変形!」


それを見た、キャプテンイチジクはビビっていた。


「ま・・・

まさか・・・

あの姫が乗っていた船は、単なる「移動用」か!?」


「はい。

この艦は、「格闘戦」が可能な艦ですゆえに。」


女王席が変形した、操縦席の操縦桿を握る私。


「フフフ・・・

さあ・・・

いきますよ・・・」


「やあ・・・

まるで、ネズミを狙う猫だな。

いや、僕は「ネズミ」だけど・・・」


ジョルジュが、なんか言った気がするが・・・・


気にしない!


ミリアム:一方、こっちはあいつと戦います!

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