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第899話 弟の報告を聞き・・・
「なんだコレ・・・
あいつは、ここまでバカ正直だったか!?」
ライティアは、大公の執務室で呆れかえった。
「諦めたほうがいいです・・・
あなた様も、あのお方も偉大な陛下の孫なのです。」
シーナが、ライティアの肩を叩いた。
「まあ、おばあ様なら「やる」な。」
かつて、地球のアメリカという国家・・・
ここで、原住民たちは鉄道車両を見て「鉄の馬」と称したと言う。
「ぶははは!
「鉄の馬」にモノホンぶつけやがった!」
ショータが、バカ笑いしている。
「でも、お前がやったら「玉砕」にゃ。」
「酷いぜ姉貴・・・」
ショータは、落ち込んだ。
「これは、えぐいざます・・・」
新兵器・・・
それは、魔装騎士と同レベルの神波動動力炉を搭載し、騎乗者の神波動のみを外に出す、神波動盾を展開可能。
さらに、四本の脚で大地を疾走する「鋼の馬」だった。
「どうせ、おばあ様が、歴史上「鉄の馬」であるマシンがなかったことに憤慨して、ファクトリア閣下に開発させたんだろうよ。」
投げやりな感じでライティアは、ため息をついた。
ライティア:あんのバカタレ!




