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第891話 珍獣?

その吹雪の日・・・


エルリウム遺跡の調査は、さすがに中断されていた。


「ぐッ・・・

この吹雪じゃあ、さすがの大公殿下や陛下もコタツに入っているだろうぜ・・・」


大陸最高峰・・・


霊峰・ニケに登るショータ。


「ふ・・・

フフフ・・・

人間族や人狼ワーウルフ人熊ワーベアならいざしらず・・・

人猫ワーキャットが、こんな吹雪に登山なんぞしねえだろ・・・」


びゅおおおおおおおおおおおおッ!


風が吹きすさぶ。


「ぐわああああああああああッ!」


寒さに凍えていたら・・・


「な・・・

なんだ!?

幻か?」


そこに、「家」があった。


正面から見ると、「T」の字である・・・


「まさか・・・」


ミリアムが言っていた、地球の珍獣のことを思い出す・・・


「これがホントの「家T」!?」


がらッ・・・


「家」の戸が開く。


そこには、人間大の「猿」のような生物が・・・


「いかにも、私は「イエティ」。

この吹雪の中、お困りでしょう。

一泊してはいかがでしょうか?」


なんというか・・・


暖かそうな服を着ていて、どこかの映画の猿のようだが、女性体形で色気がある。


「じゃ・・・

じゃあ、お邪魔しようか・・・」


「大公殿下の臣下の方のようで。

おもてなししましょう。

ちなみに・・・」


イエティは、思わせぶりにほほ笑む。


「「裏」はありませんよ。

「おもてなし」だけに。」


びゅおおおおおおおおおおおお!


吹雪が、一段と強くなった。


気分転換に、こんなネタを!

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