第882話 ショータ、新元素を発見する
「まったく・・・
姉ちゃんは・・・」
今日も今日とて、ショータは、先日発見されたダンジョンへもぐる。
「訳のわからん機械ばっかだな・・・
科学導師や考古学者が喜びそうだ。」
そして・・・
機械にロックされた、扉を発見する。
「これはすげえな・・・」
ショータは、懐から妙な機械を出す。
「くくく・・・
公共の重要拠点以外のドアのパスワードを瞬時に解析して開く、「ヒラーク君」だぜ!」
ロックの端子を接続して、「開けヘソのゴマ」と入力した。
ゴオオオオオオオオオオオオオオン!
ドアが、左右にスライドして開く。
そこにあったものは・・・
「こ・・・
鉱山じゃねえか!」
オリハルコンの支柱や、レール・・・
トロッコ・・・
「埋蔵量は、かなりのモンだな・・・」
ショータは、足元の鉱石を拾う。
「鉄でも、ミスリルでも、オリハルコンでもねえや・・・
なんだろうか?」
これでも、ショータは一族の錬金術師や鍛冶師に鉱物の違いを教わっている。
「サンプルを持っていくか・・・
専門の科学導師なら、わかるかもな。」
後に、ここは惑星ミリアリアの重要な鉱山として発展するが、「向こうの惑星」の重要な手掛かりともなっていく。
話数修正にあたって、「英字」表示に切り替えることとしました。
修正が追い付けば、最新話も切り替えることとします。




