表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
933/3270

第880話 代理石発見!

「これは・・・

いい石にゃーッ!」


神殿近くの岩場・・・


ここに、良質の石があると聞きつけたマリアンヌは、まだ手付かずの石切り場に足を運んだ。


「燃えるにゃ!

高まるにゃ!

あちしの神波動オーラよ・・・

奇跡を起こすにゃーッ!」


どごんッ!


マリアンヌのノミの一撃で、かなり良質な石が採れた。


大理石より質は落ちるが、上級な「代理石」である。


「さて・・・

後は、切削ドリル(リューター)で切削していくにゃ。」


トラックの荷台に乗せ、運転席に乗るマリアンヌ。


「にゃ~にゃにゃにゃ~♪」


鼻歌を歌いながら、トラックで去っていくマリアンヌ。


しかし・・・


「あんのクソ彫刻家・・・

周囲を確認しろってんだ!」


頭にコブをつくった、ショータが物陰にいた。


「あんたにふさわしいセリフにゃ。」


「!?」


ショータは、首を回す。


ギギギ・・・


と、油の切れた機械のような音がする・・・


そこにいたのは・・・


「ね・・・

姉ちゃん!」


マリエラ・ミケランジェロ・・・


ショータの姉である。


がッ!


マリエラは、ショータの首根っこをつかんだ。


「帰るにゃ!」


そのまま、ずりずりとひきずる。


「えッ!?

星都ユニティリアまで!?」


どれだけ距離があるのか・・・



「ありゃ・・・

あそこにいるのは、次席評議員のマリエラ閣下とショータ閣下・・・

また、アホしでかしましたか・・・」


惑星ミリアリアのイノセンスの変種・「トンキニーズ」の神官であるマルリエラは、一連の様子を神殿の敷地から見ていた。


「まあ、私の読書の邪魔にならなければいいですが。」


言うと、手にした本を読み始めた。




マリエラ・ミケランジェロと、マルリエラをいただきました!

秋月煉さん、ありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ