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第864話 婚約式!?

「ふあ・・・」


ライティアは、起きると枕もとを見た。


そこには、手書きの冊子が・・・


「これは・・・!」


「惑星ミリアリア」の領政府の法案が書かれている。


まとめた者を見ると、「シーナ」と「ザマース」の連名である。


そのまま、起き上がり、窓から領主館前広場を見ると、なにやら祭りの支度をしているようだ。


そのときだ。


寝室の直通通信ホットラインに、着信のランプが灯ったのは。


「おばあ様じゃないか!」


ライティアは、端末を操作して回線を開く。


「ひと月ぶりですね。」


「は・・・

はい・・・」


ミリアムは、意味ありげにほほ笑んでいる。


「この度は、おめでとう。

あなたたちは、法的にはまだだけど、お祝いをしておかなきゃね。」


「へッ!?」


「ベッドの脇を見なさい。」


そこにあったのは、ライティア愛用の釣り竿・・・!


「って・・・!」


代々、王家の者は、釣り好きである。


極めつけが、結婚の日に釣り上げる「ノワールオオウナギ」である。



「さあ・・・

この惑星に、「ノワールオオウナギ」はいないわ!

釣ってきなさい!

「ユニィティアオオウナギ」を!」


妙な予感が、当たった!


「あなたの臣下が、「婚約式」の支度をしています。

すでに、本星で審議にかけられ、可決しています。」




伝統が今ここに!

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