表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
913/3270

第860話 組み手の授業

「これで、「猪突猛進」と言われますか?」


全員でかかってきてそれか。


私は、「女王の演舞(ノワール・ロンド)」で、イノセンス全員を叩きのめした。


「これを三分、持たせるつもりでなければ、「護る」ことはかないません!」


しかし・・・


一人のまだ少女と言える神官が、メイスでなぐりかかってきた。


「どりゃあああッ!」


神官長代行エルシアだ。


かッ・・・


メイスを左腕で受け止め、軽く流す。


「さすが、女王陛下です!」


うおッ!


火炎魔法を乗せた蹴りを、撃ってきた!


ならば・・・


氷粒子影分身ミラージュ・シャドウ!」


氷の無数の粒子が、周囲を囲む。


「そこです!」


私は、たまらず「蹴り」を受け止め、火炎魔法を相殺する。




「「「ありがとうございました!」」」


ヘロヘロになっている、イノセンスたち・・・


エルシアは、肩で息をしている。


「素晴らしい闘志でした。

神官長代行。

精進なさい。」


「はい!」


誉められた子供のように、喜ぶエルシア。


この分だと、師範がたかが知れてるなあ・・・


「あなた方の師範は誰ですか?」


私は、尋ねた。


ロクな実力の人間じゃなかろう・・・


「「「はい!

ショータ・ミケランジェロ氏です!」」」


やっぱり、ロクな奴じゃなかった!


上には、上がいます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ