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第850話 第二都市ライティアル

「・・・

なんですかコレは!?」


アマリエが、絶句する。


「騎士や、銃士・・・

看護兵や、技師・・・

工兵隊の編成・・・

「軍拡」ですね・・・

まったく・・・

この惑星は、「始まったばかりなんですよ!」


「わかっています。

国連の指示です。

スパコーンが、条件付きで了承し、三賢人が渋々受け入れたという格好です・・・」


シーナが、説明する。


「しかしだ!」


ショータが、執務机の上に、図面を広げる。


「殿下がひいた図面を基に描かれた、第二都市「ライティアル」だ!

後、この東の方角の「中央大海」の島が、都市をつくれるらしいぜ。」


「・・・ふむ・・・

「ライティアル」の建設予定地は、リシテアールでは「聖地リケ・サンクチュアリ」に相当しますね。

「第三都市」候補は・・・

パスキールに相当します。」


ルミナスが、感想を述べる。


「そう。

「ライティアル」近郊には、良質の鉱山が発見されている。

陶芸や金属鋳造に向く「土」も。」


ライティアは、ショータを見た。


「なんで、オレを見るかな?

殿下!?」


ショータは、ジト目のライティアにツッコむ。


「ほーほほほ!

「実績」があるので、当然のことざましょ?」


ザマース先生が、高笑いした。


「困ったことざますが・・・

三賢人やスパコーンが認めたなら、しょうがないざます。

今は、ユニティリアの門(ユニティリア・ゲート)の警備くらいしかできないざます。

そもそも、そんな規模の艦隊を「宇宙艦隊」と呼べるわけないざます!」


ザマース先生が言う。


「そう・・・

だから、実働部隊のデータを逐一送っているんだ。

民から徴兵する?

とんでもない!

それをやりたいヤツは、「国民全ての不興を買って、殺されたい為政者。」だとおばあさまが言ってたよ。」


ライティアは、シーナが淹れたお茶を飲んだ。


いきなり、増兵なんてできないのです。

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