第847話 ケフィさんのお店にて
「おら、死ねや先公!」
稲荷族の「不良高校生」が、同じ種族の長髪の先生の脳天に、「鉄パイプ」で殴りかかった!
しかし・・・
バキッ!
「鉄パイプ」は折れ曲がり、その勢いで「本人」の鼻を殴打。
次の瞬間・・・
先生の髪は、金色に染まっていた!
あまつさえ、黄金の神波動を放っているではないか!
「おッ!
「3年C組金髪先生」にゃ!」
ナキが、ケフィの店に顔を出した。
「あちし、全シリーズのDVDボックス持ってるにゃ。」
言うと、ケフィに声をかける。
「チョコレート・ソフトクリームと、コーヒーにゃ!」
ぴきッ!
ケフィのこめかみに、血管が浮かび出る。
「~~~~~ッ!
かしこまりましたにゃ!」
ケフィは、「ソフトクリーム製造機」の前に立つ。
「この・・・
この「デザイン」が嫌にゃ!」
でっかい「おケツ」のデザイン・・・
稲荷神・雪尾の置いていった機械である。
「・・・
「ウンコ」みたいにゃ・・・」
そう・・・
今日の客・・・
ナキ・ミケランジェロは、「知っていて」こういう注文をしたのである。
「お待ちにゃ!」
注文された品を出す。
「あの「クソガキ」・・・!」
「でも、うまいにゃ。」
「ソフトクリーム」をぱくつくナキ。
「ところで・・・」
と切り出す。
「あんた・・・
「惑星ミリアリア」に支店・・・
出さないのかにゃ?」
意外に真顔だった。
ケフィ:あの「クソガキ」が!
ナキ:「神様」にそう言っちゃだめにゃ。




