表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
899/3270

第846話 緊急手術!

「これより、冒険者ショータ・ミケランジェロの緊急手術を行います!」


白衣に着替えたアルナは、従者である医師・看護師に宣言する!


「分官!

胸部肋骨が、全て骨折して肺に刺さっています!」


「右腕・下腕部と左脚・下脚部が真っ二つに折れ、「第三の関節」と化しています!」


透過映像レントゲンや、術透視で確認する医師・看護師たち・・・


露骨・・な折れ方ですねえ・・・」


看護助手ミナ・タンソークが、ぽそりと言う。


笑ってはいけない。


彼女は、マンチカン系の人猫ワーキャットだ。


「こ・・・

これは・・・!」


アルナの術式に、そこにいた全ての医師・看護師が息を呑む。


すばやく、肺から肋骨をぶっこ抜き、カルシウム接着剤と回復魔法でつなぐ。


「肺の傷に、エリキシルぶっかけて!」


ばしゃッ!


万能回復剤の、エリキシルかぶっかけられる。


すばやく、胸部の筋肉と皮膚を縫合・・・


これに、ミナ・タンソークが回復魔法をかける。


腕と脚の骨折をつなぎ、筋肉と皮膚を塞ぐ・・・



三時間の手術を終え、アルナたちは特設オペ室から出てきた。


「手術は終わりました。

まあ、ショータ様ほどのバカなら三日ほどで完治するでしょう。」


アルナが、宣言する。


「しかし・・・

ショータ様も、酷い怪我でした。

普通・・・

戦場にでもいかない限り、ここまでの重傷は・・・」


ちらりと、ザマースを見る。


「・・・・・・」


ふいっとそっぽを向く、ザマース。


「ま・・・

仕方ありません。

ショータ様には、いい「薬」だったと思えば・・・」


「ま・・・

まあ、これで万が一にも病院は必要ということで・・・」


その一言で、なんとかおさめるライティアだった・・・


ミア・タンソークは、武 頼庵さんよりいただきました!

ありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ