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第841話 完成!ユニティリアの門!
その日・・・
ライティアの専用機・ガンダール・ライティアが、幾多の溶接作業と接続作業を終えた。
「お・・・
おおう!
やったぜ殿下!」
ショータは、作業用機・ケットシーのコクピットから喝采した。
「おお・・・
これからは、宇宙からも「惑星ミリアリア」を観測できるぜ。」
「でも、本星でも三つのステーションから色んな用途で、「惑星」を見ているんだが・・・」
気象観測、地殻変動、災害等である。
惑星リシテアール・・・
キティルハルム王国・王宮執務室・・・
ぴこんッ!
恒星間通信機のランプが灯った。
「ライティア!?」
私は、すぐさまユニィを呼んだ。
「ついに、ユニィティリアの門が完成しました!」
画面の向こうから、ライティアが満面の笑顔ではしゃいでいる。
「よくやったの!」
「いいえ!
母さまやおばあ様・・・
手伝いに来てくださった老師のおかげです!」
画面向こうのライティアの執務室の窓から見える、星都ユニティリアの光景は、見違えていた。
「これで・・・
向こうにも、なんとか行けそうです!」
ライティア:ようやく・・・!




