表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
891/3270

第838話 苦手なもの・・・

「困ったもんだよ・・・」


宮殿のテラス・・・


ここで、チョコをかじりながら、ジョルジュがぼやいた。


「なにがじゃ?」


老師が尋ねる。


「それが・・・

新しい惑星には、文明があるようだ。

観測によると、地球で言う「中世」・・・

この惑星で言う、「第二次デラル戦役期」レベルのようだ。」


アルナスは、紅茶をすすった。


「これでは、首尾よく無人の荒野に「国」を築けても、一方的に「専守防衛」で相手側を傷つけることになります。」


私が答える。


「あの王様たちの頭蓋骨・・・

ナキ閣下より硬いのと違う!?」


ジョルジュがぼやいた。


「ほっほっほ。

お主が、そのようなギャグを言うとはのう。」


「いっそ、彼らが原始人なら・・・

「神様」できるの!」


ユニィが言うが・・・


「それはそれで危険じゃ。

姫。

お主とて、地球の歴史を学んでおるじゃろう。

いずれもどうなったか・・・」


「・・・・・・」


ん?


「呼んだかにゃ?」


ナキがいた!


「いつの間に!?」


ジョルジュが、びっくりしている。


「猫ってのは・・・」


「どこにでも、入り込んでいるものじゃろ?」


「言われたにゃ!?」


「ほっほっほ・・・

いつも言っておれば、このように切り返されるもんじゃよ。」


「にゃううう・・・」


唸るナキ。


「さすがに、老師にはかなわないわね。」


「ぐ・・・

勝てる気がしないにゃ・・・」


さすがに、ナキも老師にはかなわなかったようだ。


そのときだった・・・


「ナキちゃ~ん!」


ロシアンブルー系の主婦が・・・


「ま・・・

マイカさんにゃ!」


ナキは、逃げ出した!


ナキ:にゃあああああああああっ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ