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第837話 ユニィティリアの門

「よし・・・順調・・・」


報告書を読み、宇宙港建設予定地から伸びる巨大な柱を見て、ライティアは満足げにほほ笑んだ。


「あれ、なんだ?」


ショータが、尋ねてくる。


「ああ・・・

リシテアールにもあっただろ・・・

軌道エレベーターだよ・・・」


少し考えるショータ。


プスプスと、煙が出ている。


「ここの「基部」と軌道衛星とを繋ぐ「橋」を建設しているんだ。」


説明するライティア。


「???」


思案顔で、「石化」しているショータ。


「・・・ッ!」


ライティアは、合成樹脂プラスチック製のバットを召喚する。


ばこんッ!


そのまま頭を殴った。


「痛てえよ!」


「再起動したろ?」


「俺の脳味噌は、不調の集積記録回路ハーディスクかよ!?」


「違うのか?」


ライティアは、祖母ミリアムとナキのやり取りを思い出して、頭を抱えていた。


「今の説明は、基礎知識がなくてもわかるぞ!」


「で・・・

なんて命名するよ。」


ユニィティリアの門(ユニティリア・ゲート)

母様が、降り立った地の名をここに・・・ってな。」


そして・・・


「痛てッ!

まだ、何も言ってねえよ!」


ライティアは、ショータの頭を殴った。


「マザコンとか思ったろ?」


ショータは、首を左右に振る。


ショータは、思っていた。


『ヘタの事言えんな・・・』と・・・


「そういえば・・・

ナキ閣下といい・・・

君といい・・・

頭蓋骨硬いな・・・」


バットに、亀裂が・・・


「いや・・・

いくら俺が石頭だって、ナキ閣下の「超合金頭」にゃあ勝てねえよ!」


ショータは、否定した。



またまた、ショータ登場です!

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