表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
875/3270

第870話 開発計画

ユニィは、図面を広げた。


そこには、キティルハルム王都によく似た街並みが描かれていた。


山の上に築かれている城は、「領主館」。


その傍らに、「王立図書館・分館」がある。


貴族街に職人街・商店街・・・


港に宇宙港・・・


「後はこれに、軌道エレベーターユニィティリアの門(ユニティリア・ゲート)を建設するの!」


星都ユニティリアの開発計画を、詰めていくユニィたち。


「これ・・・

僕にできるかな・・・」


ユニィの息子ライティアが、目を丸くしている。


「できるにゃ。」


ミラの子・・・


つまりは、ナキの孫リルが根拠なく言う。


「また、リルは・・・」


ため息をつくライティアの補佐官・シーナ。


ロシアンブルー系の、流れる毛並みの耳と尻尾を持つ彼女は、ライティアに「ついていける」唯一の存在だ。


「根拠なく言って・・・」


参ったな・・・


「優秀」であればそれでいいというわけでもない・・・


そこへ・・・


「モモちゃんいきま~す!」


モモが、飛び込んできた。


「あなた・・・

引退したんでしょ・・・」


私は、ジト目で彼女を見た。


「だからあ・・・

こんな企画を持ってきました!」


モモが差し出した企画書には、「サヨナラコンサート」と書かれていた。



結果、王位を継ぐのはユニィの「長女」となっております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ