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第857話 資源調査
「さて・・・」
同行した、ファクトリアが海岸の砂をすくって機械に入れる。
「これはなんだ?」
アルナスが尋ねる。
「砂に含まれる「金属元素」を調べるにゃ。
土壌分析機「シラベール」にゃ!」
まんまである。
「・・・
鉄・・・
ニッケル・・・
ミスリル・・・
オリハルコン・・・
ケイ素・・・
おおう・・・
なかなかにゃ・・・」
名前より高級な機械のようだ。
「ミラちゃ~ん!」
「にゃ~ッ!」
マイカさんに追われる、ミラ。
「ナキちゃん、ついてこなかったんだよお~・・・」
マイカさんは、フリフリの水着を持っている。
「魔法防御効果高いよ~」
「あちしは、母ちゃんじゃないにゃ~ッ!」
「にゅふふふ・・・
母がいなければ、「娘」が代理ってことで・・・」
「にゃ~ッ!」
そんな喧騒をよそに、ユニィは遠くを見る。
見えたのは・・・
「火山だな・・・」
ニニギが言った。
「なの・・・」
「よし!
私自ら命名しよう!」
「よ・・・
そしてほしいの!」
正直、嫌な予感がするユニィ。
「「渡辺」火山!」
「違う気がするの・・・」
げんなりとする、ユニィだった・・・
ニニギ:「渡辺」火山だ!
ユニィ:なんか違うの!




