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猫耳女王の宇宙計画~猫耳王女になって、総合導師になってみた~  作者: SHIN
第十八章 稲荷娘、帰るとき・・・
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第842話 王宮晩餐会準備

「今年は、国賓や一般客が見込まれます。」


警備責任者でもある、ダルタニアンが報告する。


「「常連」は、王宮に入れるけど、国賓はなあ・・・」


私は、腕を組んだ。


「むむむ・・・

では、高級ホテルにご宿泊いただくのは?」


ダルタニアンが言う。


「いいわね!

直ちに予定者の照会と、手配をお願い!」


ふう・・・


まさか、こうなるとは・・・


「あの変人彫刻家め・・・!

「作品即売会」まで予定しやがって!」


今年は、「戦勝記念」の年越しであると同時に、ナキが「仕事納め」で作った「変な作品」が、王宮前広場に並ぶという・・・


「陛下・・・

ナキさんが、ご迷惑かけてるにゃ・・・」


控えていたリケちゃんが、すまなそうに謝罪する。


「あなたは悪くないわよ。」


「でも・・・」


「血筋も含めて、関係なし。

彼女は、あなたの一番上のお姉さんの子孫。

つながりがあるとしたら、「一族」ってところだけ。

実際、あなたの血を受け継ぐ人って、あなたの子供たちだけでしょ?」


「は・・・

はは・・・

そうにゃ・・・」


リケちゃんは、今は評議員のローブの色違いの物をきている。


「しかし・・・

初代陛下の子孫の「一級貴族」も繁栄してるにゃ・・・

あの人たちは、「まとも」にゃ・・・」


リケちゃんは、うなだれた。


「さて・・・

私も、支度を始めましょう。」


何しろ、王宮は「王家関係者」や「側仕え」の人間以外は使用しないスペースが多い。


それを「解放」しなければならないんである・・・


ミリアム:王宮年越し晩餐会・書初め大会に参加希望は、「フードコート・キティルハルム」か、メールにて通達してください!

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