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猫耳女王の宇宙計画~猫耳王女になって、総合導師になってみた~  作者: SHIN
第十八章 稲荷娘、帰るとき・・・
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第840話 ナキ、仕事納め2

さて・・・


ナキは、工房に籠る。


神棚を見る。


そして・・・


そこに飾られている家宝のミスリル製のノミ・・・


「これノミ」に、手を合わせる。


「これノミ」は、かつて初代ミケランジェロの代から使用されてきた道具で、「電動自動リューター《ドリル》」が開発・導入されてから使用されていないが、由緒ある「家宝」として奉られている。


「これから着手にゃ。」


図面を広げる。


「うッ!」


雪尾ゆきおが、顔をしかめる。


「なんだにゃ?

怖気づいたかにゃ?」

図面の画・・・


「マッチョの男が、女性物の水着を着た大理石像」である。


「そういえばパパ・・・

こんな像ばっかつくるカッパさんとよくケンカしてたです。」


「でもやるにゃ。」


ナキは、ニタ~ッと笑う。


あたかも「化け猫」のように・・・


電動自動リューター《ドリル》を構えて、叫ぶ!


「燃えるにゃ!

高まるにゃ!

あちしの神波動オーラよ!

奇跡を起こすにゃ!」


意味なく神波動オーラを高めて、大理石の塊に向かう!


「にゃーははは!」


高笑いを上げて、大理石を切削していく!


時間をかけずに、形が出来上がっていく・・・


「き・・・

キモい・・・」


思わず、雪尾ゆきおは口許を抑える・・・


「なかなかいいです・・・」


葉狐ようこは、顎に手を当て凝視している・・・


やがて・・・


「水着の筋肉男」が、完成する・・・


「おおう・・・

いいです・・・」


葉狐ようこは、「ダビデ像」を見るかのような表情をしている・・・


「か・・・

帰ったらあのカッパ・・・

シバキ倒す・・・!」


雪尾ゆきおは、悶絶していた・・・


第一弾完成!

星宮空音さんの案をいただきました!

次は!?

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