第836話 クリスマスパーティー2
「ん?」
建築ギルドマスター・ミハラ・エルの横に、「万能工具セット」をもらって喜ぶクーネという女性がいた。
「よかったじゃない!」
「ありがとうございます!」
なんでも、見習いなんだとか。
「しかし・・・
今年は、クリスマスパーティーに色んな人が来たにゃ。
ん?」
リケちゃんは、レンちゃんを見た。
「どうしたにゃ?」
「苺を使って、みんなに振舞う準備をしています。」
「オッケー!」
リケちゃんは、走り出す。
「おーい!
アリアさんにケフィさん!
苺で、いろいろやる準備をするにゃ!」
早速、準備が始められる・・・が・・・
この苺・・・
「本体」が動いてる!
「怪しいにゃ・・・」
その時、ファクトリアがニヤリと笑った。
「にゃーははは!
あちしが改良した苺にゃ!
味は保証するにゃ!」
その声に、リケちゃんは、ぎろりとファクトリアを睨む。
「まったく・・・
これだからマッドサイエンティストは・・・」
ミケランジェロ一族+総合導師ってのが一番恐ろしい・・・
「・・・。
リケ神。
ご心配なさらずに。
我ら、「果実」を提供し、デザートをレンさん、アリアさん、ケフィさんに制作していただく所存。」
「しゃ・・・
喋ったにゃ・・・」
苺の「ボス」が喋って、リケちゃんが仰天した。
割烹を「引用」しました!




