表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猫耳女王の宇宙計画~猫耳王女になって、総合導師になってみた~  作者: SHIN
第十八章 稲荷娘、帰るとき・・・
836/3270

第831話 時の封印

私は、印を結んだ。


「時の神の弟にして、知識の王よ!

汝のその名において、かの者を永劫の刻を止めん!

司書神時間停止カイロスストップ!」


一瞬にして、数十人の魔法力を束ねた封印魔法が炸裂した!


「お・・・

怖ろしいにゃ・・・」


リケちゃんが言った。


「かっちこちです・・・」


葉狐ようこちゃんが言うように、固まっている。


「まさか・・・

時間停止とは、やりますね・・・」


雪尾ゆきお君が言う。


「ええ。

しかし、さすがに「時空神クロノス」の術は「禁忌」に触れるので使用できません。」


そう・・・


それは、時空神クロノス・・・


時間を越えるのは、一部の特例以外認められていない。


その術を行使することさえも・・・


言ってる間に・・・


「この!」


異次元空缶いじげんくうかん」やら、「すっから缶」やら、空き缶が次々と投げ込まれる・・・


なんだ?


腐ったヨーグルトや、賞味期限切れの納豆・・・


果てには、残飯まで・・・


「よくここまで「ゴミ」を集めましたね・・・」


雪尾ゆきお君が、冷や汗をかく・・・


「え・・・

ええ・・・」


そのうち、生コンクリートを満載したミキサー車らしきものがやってくる・・・


やがて、そこから出てきたものは・・・


「あ・・・

熱いにゃ!」


ナキが仰天する。


「って・・・

コンクリートじゃないにゃ!

融けた金属!?」


エル建設と書かれたその車両から出てきたのは、「金属」だった!


「ま・・・

まさか・・・

ここまでやるにゃ!?」


そう・・・


これは、「パンダリウム合金」・・・


「更に、コンクリートで固めて再舗装します。

クリスマスまで時間がありません。」


まさか、金属で固めるとは!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ