第824話 無敵の・・・
そのころ、ナキの工房では・・・
「にゃーははは!」
「ふはははは!」
ナキが、バカ笑いし、雪尾がテンションをバカ上げして「作品」の製作に取り組んでいた。
「パ・・・パパすごいです・・・
私なんて、足元にも及ばないです・・・」
葉狐は、ただただ感心していた。
三十分後・・・
見事なクリスタルの神像と、クリスタルのウンコが出来上がっていた。
「すごい威圧感・・・
しかも・・・
「共鳴」している・・・」
ミレイが、圧倒されていた。
「神聖な神気を感じます・・・
しかし・・・
「怨念」めいたエネルギーです・・・」
牧師だからこそでる言葉だった・・・
そのころ・・・
「あちしは、忘れてないにゃ!
狐の神様が、「コーン棒」でお前を殴ったとき、折れちゃったことを!」
隊長は、びしっと人差し指で目の前の「変態」を指さした。
「え~?
あれって、棒が「樹脂」だったからじゃない?」
「やかましい!
お前の身体が、硬いからにゃ!」
「ってか、君・・・
昔、同じこと言ってなかった?」
そう・・・
この二人は、以前会っているのだ。
「お年寄りはは、大事にせねばね。」
「誰が、ババアにゃ!」
「ん?
成人過ぎたら、「ビッグバン」以前の存在。」
全ての女性を敵に回す発言をするピコ丸。
そのときだった・・・
「銃士隊・・・
ヒヒイロカネ弾・・・
撃てぇッ!」
ダルタニアンの怒号で、無数の銃弾が撃ち込まれた。
しかし・・・
「かゆい。」
銃弾を「筋肉」ではね返しているではないか・・・
「またか・・・!?
ヒヒイロカネは・・・
全ての金属さえぶち抜くのだぞ・・・」
そして・・・
天から光が降り注ぐ・・・
-あなた方は・・・
「紙」を信じますかにゃ?-
「神」の声だ。
「「「信じねえよ!」」」
海猫隊と、銃士隊の声が一つとなった。
-よろしい。
正直な心に免じて・・・-
リケが、「猫神将」の姿で降りてくる。
「この平和神リケ・ミケランジェロが、あなた方に助太刀するにゃ!」
リケ:あなたは「紙」を信じますかにゃ?




