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猫耳女王の宇宙計画~猫耳王女になって、総合導師になってみた~  作者: SHIN
第十八章 稲荷娘、帰るとき・・・
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第823話 復活!

「にゃ~にゃにゃにゃ~♪」


「「にゃ~にゃにゃにゃ~♪」」


その日の早朝・・・


「その」異変を感じたのは、王宮前広場で日課の早朝ジョギングをしていた「海猫隊チームシーキャッツ」だった。


「にゃッ!?」


何かが、足元の石畳をグラグラと揺らしているような・・・


変な神波動オーラを感じる!


「た・・・

隊長!

怖いにゃ!」


猫邪神との戦いで生き残った彼女たちすら恐怖する戦慄の神波動オーラ


「と・・・

とにかく、陛下に・・・

図書館の騎士団(ライブラリ・ナイツ)や銃士隊に通報にゃ!」


隊長は、広場中央をにらみつけた。


「忘れもしないにゃ・・・

あの恐怖・・・」


「にゃ~・・・」


焼かれても死なず、宇宙戦艦の装甲すらぶち抜く銃弾さえも「筋肉」ではじきかえす「バケモノ」・・・


「とにかく・・・

実働部隊が集まるまで、食い止めるにゃ!」


隊長は、気合いを入れる。


「「にゃ~・・・」」


しかし、部下たちはやる気はゼロである。


そんなときだった・・・


ドドオオオオオオオオオン!


石畳を下から突き破って、人型の「影」が現れた!


「酷いんじゃな~い!?

ゴミで埋め立てた上、コンクリートで固めるなんて・・・」


マッチョの大男・・・


頭に女性モノのパンツをかぶり、パンツいっちょ。


あまつさえ、フンドシをつけていてそこには「お宝」と書かれている。


「僕、ピコ丸!」


そう・・・


キティルハルムの「黒歴史」が今、復活した!

海猫隊:にゃ~っ!

よりによって、遭遇したのがあちしら!?

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