第793話 狂った正義
ドドオオオオオオオンッ!
「バ・・・
バカな!
なぜ、効かぬとわかって、攻撃してくる!?」
ノワールは、連合艦隊の集中攻撃に驚愕していた。
「かなわんとわかっていて・・・
なぜ・・・!」
そこへ、私のガンダール・ミリアリアが、流星雨で斬りかかる!
「皆も、理屈だけでなく「本能」で理解しているのです!
あなたの存在は、「命の強さ」を忌み嫌い、滅しようとしているということを!」
更に、アルナスのガンダール・アルナスが、ありったけのホーミングミサイルを叩きこむ!
「もうご高説は、聞き飽きた!
あなたがいると、「同類」が増えそうなんでね!
全力で倒させてもらう!」
また、ジョルジュのカピバラスが、神波動レーザーを連発する!
「そういうこと!
僕も、わかってきたんだよね・・・
この世界・・・
くだらないけど、楽しい!
それを終わらせるなんて、あっちゃならない!」
「・・・
お・・・
おのれ・・・!
あなたたちは、かつて「ソレ」で不幸になって・・・
「ソレ」で全てを失っているのに・・・!
なぜ、「否定」する!」
だんだんムカついてきたなあ・・・
「逃げるんじゃないにゃ!」
あ。
海猫隊だ!
「「「生きる方が戦いにゃ!」」」
これ・・・
「かしましい!
ってか、私のセリフだ!」
っていうか・・・
どっかで聞いたセリフなんだけど・・・
三機が、神波動ライフルを撃つ。
「ははは!
こんな猫さんがたくさんいるのに・・・」
カピバラスが、無数のミサイルを撃つ。
「死ねないよね!」
ナキ:なんであのやかましい連中が言うにゃ!




