第780話 集結!三賢人!
「これならばどうですか・・・」
ノワールは、吹雪を放った。
「なッ!?」
何を使ってくるんだ!?
「永久氷河封!」
ビキビキ・・・
足元から凍ってくる・・・!
いかん!
後ろには、兵や騎士、ユニィたちがいる・・・!
「至高の防盾!」
咄嗟に、後方に防御魔法をかける!
「にゃーッ!」
リケちゃんの術掛けで、二重となり効果は増すが・・・
「さすがに、味方に手一杯ですか。」
そのときだった・・・
印を結んでいる、ノワールの手に五芒星の手裏剣が飛んできたのは・・・
おかげで、ノワールの術が解ける!
「どうだ!
私の「ヘンダゴン」の手裏剣は!」
見ると、手裏剣の中央に「変」と書かれている・・・
そこにいたのは、勇者たちを引き連れたアルナスだった!
「アルナス・ライテスですか・・・
偽りの「変」の仮面を被って愉しいですか?」
憮然とした表情で、ノワールは聞く。
「愉しいぞ!」
そして・・・
「僕も忘れちゃあ、困るんだな。」
そう言って、進み出る白衣を着た男女の人鼠・・・
「聖大魔王ジョルジュ、剣山!」
「先輩・・・
「見参」です・・・」
「すまん・・・
アルナス君に毒された。」
ともかく・・・
リシテアール三賢人が、ここに揃った!
アルナスと、ジョルジュのギャグ!




