第734話 キウイ鳥人!?
そんな時だった!
凄まじい勢いで、「鳥!?」が飛んできた。
「お初にお目にかかります、私キウイちゃん「従四位」(9)です!」
よく見ると、鳥人族の女の子のようだ。
「あ・・・
あれ?
それって・・・
「邪馬台国」の昔の階級で、今はないの・・・」
ユニィが言う・・・
確か、現在の邪馬台国の身分階級は
皇族、
武家・公家、
平民で、これらも形式的であんまり意味がないものだ。
例えば、武家の軍人が普通の平民と喫茶店でお茶を一緒に飲んでいるのも珍しくない。
後で、ニニギ殿下に聞くか・・・
「私、パイロットとして殿下の命を受けました!
あの飛び回っている人を回収します!」
できるのか!?
ちょっと待て!
「あ・・・
あれって・・・
「飛んでる」の・・・」
ユニィが、ポカンと口を開けた・・・
そう・・・
「キウイちゃん」とやらは、背中のちっちゃな翼で「飛んで」いるのだ!
「ちょっと待て!?
「キウイ」が飛ぶだと!?」
「鳥人族」は、人間体でも飛べる。
しかしそれは、あくまで他の「人間」より翼があるぶん飛行魔法で「飛びやすい」だけなのだ。
普通は、「鳥形態」で飛ぶ!
「そ・・・
それを・・・」
ありえねえ!
武 頼庵さんのキャラを使わせていただきました!
本当に「飛んで」います!




