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第714話 戦場の結婚式3

「にゃあああああああああああッ!」


ファナが、びっくらこいていた!


ここしばらく、評議員服の下に艦内服を着ていたリケちゃんのいでたちが、その上にローマ風のトーガという「THE・女神」という姿だったからだ。


私も、艦内服に戻っているが。


アルナスは、いつもの白衣だが、なぜかこぎれいな印象だ。


『いやーははは!

社長はん!

ミリアム陛下、気にされておられたんやで~!』


そのスパコーンの姿を見て、ファナはツッコむ。


「その服・・・

何にゃ?」


純白の燕尾服だが、レインコートのような妙な光沢がある。


『塩ビ服や!』


「寒いわよ・・・」


私がツッコむ。


そんな中・・・


「まったく、いい加減にしなよ・・・!」


「し・・・

しかし・・・」


両要塞の食糧プラントのメンテナンスのために詰めていた、バッカスが、ケインをひきずってくる。


「・・・」


「・・・」


ファナと、ケインの目があった。


「これより、バルカン重工社長兼キティルハルム王国軍工兵隊隊長ファナ大佐と、ケインさんの結婚式を始めるにゃ!

なお、この式の無効は、平和神リケ・ミケランジェロの名において認められることはないにゃ!」


リケちゃんは、マイク片手ににっこりと笑った。


「塩ビ服」!

誰も書かないだろうなあ・・・

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