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第703話 女神と大魔王!
「にゃにゃにゃにゃ!」
ミケランジェロの、攻防一体の動きに、リケは翻弄されていた。
その爪を躱し、盾で防いで・・・
「くッ・・・!
理不尽にゃ!
キモいくせに、この動き・・・
理にかなってるにゃ!」
「にゃーははは!
さすがは、王立学校で勉強しただけはあるにゃ!
そう!
すなわち、「理にかなった」動きだけ集結させれば、自ずとこうなるにゃ!」
ふざけているのやら、マジやらわからない・・・
「どこまで、人をコケにするにゃーッ!」
リケが掲げた剣が、魔方陣を描いた!
「いでよ!「コケ」!」
「にゃッ!?」
どさささささ・・・!
リケが召喚した、大量の「コケ」がミケランジェロに降り注いだ!
だが、戦略的に理にかなっている。
「・・・ッ!
なにするにゃ!
「神」のくせに下品な!」
そんな風に、激高するミケランジェロ。
しかし、リケが剣を中段に構えて、翼を広げて突進してくるではないか!
「しかも・・・
「聖鳳凰の聖なる炎」をまとってるにゃ!」
そのまま、ミケランジェロの上半身と下半身を分断する!
「鳳凰突撃衝!」
「み・・・
見事にゃ・・・」




