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第676話 子狐幼女隊
「どうですか?」
ここは、中央ホール・・・
ここで、葉狐ちゃんたちの、歌唱力と神波動を見ていたのだが・・・
「て・・・
天才的にゃ・・・」
ナキがガクッとくる・・・
「可愛らしくてきれいな歌声なの!」
ユニィが手放しでほめる。
「じゃあ・・・
「愛・おぼ〇ていますか」、歌いますわね。」
ミユちゃんが言うと、三人は並ぶ。
向かって右がミユちゃん。
中央は葉狐ちゃん。
左がミレイちゃんだ。
ミユちゃんは、お嬢様の印象とは逆に元気で、葉狐ちゃんは、やんちゃで、ミレイちゃんは、明るい印象を受ける。
「すごいにゃ・・・
これは・・・
陛下や姫様に匹敵する数値にゃ・・・」
「まあ、わたくしは家族でカラオケによく行くだけですけど・・・
葉狐様は、「神楽」で・・・
ミレイちゃんは、聖歌をよく歌ってるんですのよ!」
ミユちゃんが、胸を張って言う。
そのまま反り返って・・・
ずで~ん!
「大丈夫ですか、ミユちゃん!」
「だからいつも、自慢ばかりするなと言っているでしょう・・・」
葉狐ちゃんとミレイちゃんが、二人がかりでミユちゃんを立たせる。
「閃きましたわ!
「子狐幼女隊」ですわ!」




