666/3270
第661話 白猫隊!
キティルハルム王国軍旗艦・女王座乗艦ミリアリアは、最大戦速で進んでいた。
時間は、リケやダルタニアンが敵を倒すより、さかのぼる。
「白猫隊、撃て!!」
イリアが自ら率いる「白猫隊」に、激を飛ばす。
皆、彼に従ってついてきた精鋭・・・
そこで、女王補佐官親衛隊設立計画・・・・
「白猫プロジェクト」が発足した。
イリアと同じ「白猫族」で統一され、使える騎士たち・・・
彼らの乗る魔装騎士は、「白」で統一され、イリアの紋章「タキシード姿の白猫男爵」を左肩につけている。
「イリア閣下のために!」
「女王陛下のために!」
「王太子殿下のために!」
「「「正義と平和のために!!!」」」
敵機を切り刻み、時に撃ち落とす。
「マイクロミサイル、ミクロミサイル発射!」
イリアの号令で、小型ミサイルと超小型ミサイルが敵機を破壊する。
「神波動閃熱砲・悠久の図書館発射!」
私の号令で、神波動閃熱砲が、壁を何枚かぶち抜いた。
「高神波動反応・・・!
恐らくは・・・」
ユニィが、ごくりと唾を飲み込んだ。
「大魔王キティルハルムなの・・・」




