第647話 艦隊奇襲
「私は、連合奇襲艦隊司令を任されたミリアリア・イスレ・キティルハルムです!
この一戦は、重要な意味を持ちます!
あの要塞を落とさねば、リシテアールは終わりです!
しかし・・・
我々には、技術があります!
そして、以前と違って新たな「仲間」がいます!
月並みな表現ですが・・・
あえて言います!
「死ぬな!」
全軍進撃!」
私の声に従い、第六惑星の前に陣取った連合艦隊は進撃する・・・
「キティルハルム王国、強襲揚陸艦・・・
変形開始!」
そのときだった・・・
「にゃッ!
うるさいにゃッ!」
ナキが、ヘッドホンを床にたたきつけた!
そこから聞こえてきたのは・・・
「にゃ~にゃ~にゃ~・・・♪」
こ・・・
これは・・・
ガ〇ダムSE〇DのBGM・・・
「正義と自由」ではないか!
しかもこの歌声は・・・
「さすが、「海猫隊」にゃ・・・
敵機をもう五十機も落としてるにゃ・・・」
頭が痛い・・・
「魔装守護兵、魔装騎士部隊によく従って戦闘しているの!」
ユニィが報告する。
「全強襲揚陸艦・・・
変形完了しました!」
私は、女王席から変形したシートに座り、操縦桿を握る。
「全艦・・・
神波動閃熱砲発射準備!
「悠久の図書館」発射と同時に、発射!」
全艦の神波動閃熱砲に、神波動が、充填されていく・・・
「悠久の図書館・・・
発射!」
一斉に、火を噴く!
ズガガガガ・・・ン・・・
猫邪神軍艦隊は、撃沈されていく・・・
「これより本艦は、敵要塞への攻撃を開始します!
ナイトダルタニアンと、ピースフルリケは続いてください!」




