表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
560/3270

第555話 正月映画

街に、巨人が現れた!


黄金色の筋肉をまとった巨人・・・!


立ち向かうは、三人の男と女性。


それぞれ、神波動オーラランチャーを担いでいる。


「なんで、「何に滅ぼされたい?」って聞かれて馬鹿正直に考えるんだ!?」


リーダーが怒鳴る。


「だって・・・

反射的に・・・

一番怖いものを想像しちゃったにゃ!」


女性が言い訳する。



「正月映画と言えば、「筋肉バスターズ」にゃ!」


ナキがドヤ顔で言う。


「趣味悪ッ!」


私は、ナキに突っ込んだ。


居間のテレビは、ナキが持参したDVDを再生している・・・


「大体、「筋肉」と「金肉」だなんて・・・

日本語わかる奴じゃなければ、このネタわかんないなよ!」


「キモいです・・・

とり憑いた相手を「マッチョにする」悪霊を退治するアクション映画なんて・・・」


葉孤ようこちゃんが突っ込む。


「だからいいにゃ。」


「なら、「夜寝姫」がいいです。」


「いや、「ルミナリア物語」ね。」


「え~?

あの勇者にしては陰湿な女の伝記映画がいいにゃ?」


ナキが、私の意見にケチをつける。


「あのダークなところがいいのよ・・・

「絶食症」だった勇者の少女が、愛に目覚めていく様が・・・」


「ま、ウチの両親みたいにベタベタなのは、考え物です・・・」


映画談義は、しばらく続いた・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ