表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
550/3270

第545話 キティルハルムのクリスマス1

キティルハルムでは、十二月下旬にクリスマスが祝われる。


それは、キティルハルムの民が輩出した女神・リケの誕生日だったりするから。


その偶然に、地球のとある神の生誕日とされる行事に、その文化を知る人物が二人。


それは、キティルハルム女王ミリアム。


トラルティール科学長官アルナス。


共に、地球の転生者だ。


「おお・・・

見事なクリスタルのツリーにゃ・・・」


リケは、巨大なツリーを見上げてにっこりと笑った。


ツリーにはそれを彩る、色とりどりの小型豆電球が・・・


「確か、あれは小型電球・・・」


地球でいうところの、LEDというやつだ。


開発したのは、ユニィだという。


「にゃ~・・・」


クリスタルの樹の根元で、寝オチしていたらしいナキは、目を醒ました。


そして、自分の姿を見ておどろく・・・


「これ・・・」


その顔を覗き込んでいたのは、マイカだった。


「似合うわよ~。

陛下にもらったデザイン画からつくった「サンタ服」!」


「にゃーッ!」


確か、彼女はツナギで作業していたはず・・・


「いつ、あちしの服換えたにゃーッ!」


すでに祝いの屋台が並び、葉狐ようこ七面鳥セブンズフェイス・ターキーの丸焼きにかぶりついている。


「しかし・・・

コレ・・・

ホントに顔が七つあるですか!?」


なんて言っている。


「ま、いつでもキティルハルムの民は「お祭り」といったらこうなるにゃ。」


リケは、にこにことしていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ